キーボードのお話

キーボードは、コンピュータを操作する際に、もっとも使用する入力デバイス。
それだけに、師匠にはこだわりがあるのじゃ。たまに使用する程度だったら、
多少の品質の悪さには我慢できるが、毎日、何時間も使用する物だから、
いい物を選びたいと日々いろいろ試しているぞ。

お勧めのキーボードがあったら、ぜひ知らせて欲しいのだ。
英語配列希望じゃが・・・

※サイズの比較のために、一部、仮面ライダー旧1号に手伝ってもらっているのじゃ。


ハッピーハッキングキーボード

 

 
ハッピーハッキングキーボードは、多くのUNIX技術者の声を元に、PFUが、開発、販売している高性能小型キーボード。今、現在、手に入るキーボードでもっともお気に入り、師匠お勧めの一品じゃ!

アメリカ在住の師匠は、PFUアメリカから購入したため、日本で販売されているものと100%同じ物と言う保証はできないけど、とにかく使いやすいキーボード。

ケーブルを交換することにより、PC、Sun、Macintosh (ADB)の3機種に対応し、マルチプラットホームで作業を行う技術者にとっては、まさに夢のキーボード。シリンドリカルカーブド構造、キー押し下げ圧は、適度な 50g にキーストロークは 3.8mm。まさにこだわり派のためのキーボード。

ただし、JIS配列はない上、ファンクションキー、矢印キー、テンキーなどを多用する方にはお勧めできないぞ。

キーボードではないけれど、以前、PFUアメリカが販売していたハッピーハッキングキーボード専用のバッグ。長期出張の時にはこれでハッピーハッキングキーボードを持ち運んで、出張先でも快適なタイピングができるので重宝。ただし、最近販売をやめてしまった。売れなかったんだと思う。 Happy Hacking Keyboard Bag

ハッピーハッキングキーボード
プロフェッショナル

 

 
ハッピーハッキングキーボードのUSB版後継機、ハッピーハッキングキーボードプロフェッショナルのブランクモデル。

仕様は先に購入したハッピーハッキングキーボードプロフェッショナルと同じ。ただし、USBハブは持っていない。

写真にもあるようにキートップにラベルがふってないので、ブラインドタイプができないと、かなり厳しいキーボード。お決まりの F/J キーにはホームキーの印があるので、ホームキーに人差し指を置くのは問題無し。


ハッピーハッキングキーボード
プロフェッショナル2

 

 
ハッピーハッキングキーボードのUSB版後継機、ハッピーハッキングキーボードプロフェッショナルの2代目モデル。プロフェッショナルとの違いは、USB 2.0 ハブ機能を持っていること。このキーボードを使う人にはあまり必要な機能ではないと思うんだけど、まあマウスやデジカメのケーブルをつなげる程度には使える。

ハッピーハッキングキーボードの後継機種、さらに価格が倍となると期待してしまうわけだけど...

これは好みの問題になってしまうけど、シリンドカルステップ構造に変わり、押し下げ圧が 45g と 5g 軽くなった上に、キーストロークが 4mm と 0.2mm 長くなり、初代ハッピーハッキングキーボードと比べるとかなり異なった作りとなっている。

正直、初代モデルの方が好きだけど、生産性は非常にいいキーボード。


ハッピーハッキングキーボード
プロフェッショナル2 Type-S

 

 
ハッピーハッキングキーボードプロフェッショナル2 の静音設計モデル。各キーにダンパーを入れることにより、30%タイプ音を低減。

打鍵音の低減よりもキーストロークの最適化により、初代ハッピーハッキングキーボードと同じ 3.8mm になったことが購入の決め手。

押し下げ圧はこれまで同様 45g だけど、キーストロークが 0.2mm 短くなったことにより、より速くタイピングできるように!


ハッピーハッキングキーボード・ライト

 

 
ハッピーハッキングキーボード・ライトは、ハッピーハッキングキーボードのコンセプトをそのままに、主に、PC Unixユーザ向けに開発された小型キーボード。

ハッピーハッキングキーボードの廉価モデルのため、PCのみの対応。シリンドリカルステップ構造で、押し下げ圧は、55g。好みの問題だと思うが、スイッチの特性もあって、ハッピーハッキングキーボードに比べ、固い感じがするのは否めない。

非常に品質の良いキーボードだが、予算に余裕があって、入力デバイスにこだわりがあるなら、オリジナルのハッピーハッキングキーボードをお勧めするぞ。Linuxサーバなど、あまり使わない端末にはこれで十分。他にブラックモデル、PFUロゴがついていないモデル、USB対応モデルを含めた改良版のハッピーハッキングキーボード・ライト2があるのじゃ。

写真のキーボードには、かつてPFUアメリカが行っていたキャンペーン商品のネームタグがついているのだ。


ハッピーハッキングキーボード・ライト 2

 

 
ハッピーハッキングキーボード・ライトの後継機ハッピーハッキングキーボード・ライト2

PS/2 インターフェースに加え、USB インターフェースモデルをラインアップに加え、USB Mac にも対応した。追加された矢印キーにがっかりって人も多そうだけど、確かに矢印キーのおかげでレイアウト、大きさにしわ寄せが起きてしまったのは残念なところ。USB モデルは、背面に二つのUSBポートを配しているので、マウス、デジカメ等を接続可能。

ハッピーハッキングキーボード・ライト同様、シリンドリカルステップ構造で、押し下げ圧は、55g。ハッピーハッキングキーボード・ライト同様のキータッチ。


Sun Type 5C キーボード
Sun Microsystems の Type 5C キーボード。非常に大きなキーボードで、普通のパソコンラックのキーボード収納スペースでは、マウスの利用ができなくなるほど大きい。

キータッチは、とてもソフトで、どちらかと言うと戻りが遅い。重いキータッチが好きな師匠としては、タイプミスが多くなり、はっきり言って嫌いなタイプ。めったにコンソールを使用しないサーバマシンで使う程度。

強いて言えば、昔エプソンが出していたPC-9800クローン、PC286の初期型に付属していたキーボードに近いキータッチ。

Sun Type 5C

Sun Type 6 キーボード

 

Sun Microsystems の Type 6 キーボード。Type 5C より小柄ながら、やはり大きなキーボード。Blade シリーズの出荷と同時に紫色のUSB版も販売されている。写真は、通常の Sun キーボードポート用。

キータッチは、Type 5C にかなり近く、これもとてもソフトで戻りが遅い。さらに、Type 5Cより作りが安っぽく、どう考えても経費節約をしてるって感じで好きになれない。

Sun Type 6

IBM 5576-A01

 

日本IBMの記念すべき日本語配列の原型機にして,日本的な座屈ばね機構の名品 IBM 5576-A01。このキーボードが、OADG、いわゆるDOS/V機の標準キーボード配列として受け継がれていく歴史のモニュメント的な名品。

人によっては重すぎると言うバネ機構だけど、慣れるとその快感に酔いしれてしまうようなキータッチ。また、そのクリック音は軽快。キー一つ一つが分解、交換、メンテナンス可能と、筐体から小さなパーツすべてが高級な作りをしている名品。

世界的名品と賞賛されるキーボードだけに、今でも中古市場では高値で取り引きされている。最近は、Unix系を使うことが多く、このキーボードは使用しなくなったけど、決して手離したくない一級品のコレクション。

IBM 5576-A01

Apple プロキーボード

 

Macintosh 用のUSBキーボード。キートップがブラックのものとホワイトのモデルが存在。キーボード本体に、Power Mac 同様、透明アクリルを使用しデザインを統一している。アクリルを使用しているため重量があるうえに価格を押し上げていると思われる。

デザインに主体を置いているためか、肝心のキーボードとしての機能はその次になってしまってる感はいなめない。でも、安価なPCに付属しているキーボードに比べれば、はるかにましなキータッチ。とはいえ、Power Mac が ADB ポートを使用していれば、迷わず Happy Hacking Keyboard に交換してるんだけどな〜

Apple プロキーボード

HP 101キーボード

 

Hewlett Packard 製英語配列キーボード。このキーボードは、もともとHP-UXワークステーション用のキーボードだけど、PS/2インターフェースのため、パソコンでも使える仕様になっている。

キータッチは、柔らかく師匠好みではないため、まったく使用していない。キートップの刻印が赤いのがまた気に入らない理由のひとつだけど。

HP 101キーボード

NMB Right Touch キーボード

 

ミネベアの子会社NMB製の高性能キーボード。スペースキーが二つに分かれており、設定によって片方をバックスペースキーとして設定することにより、ドキュメント作成の効率化を計ることができる。

キータッチは比較的軽いが、戻り圧力がそこそこあるので、割と軽快にタイプすることができる。ただ、何よりも昔のIBM ATキーボードを踏襲した巨大なデザインのため、マウスの置き場がなくなってしまうため、最近は使わなくなってしまった。DOSの時代が懐かしいぞ!

NMB Right Touch キーボード

OADG 日本語キーボード

 

OADG規格準拠の日本語キーボード。写真の物は、韓国製のOEM物で、NJのヤオハン(今はミツワ)の近所の韓国人経営の日本語、韓国語ソフトウェアを扱うコンピュータ屋で買ったもの。

日本語入力のためと言うより、ソフトウェアテストのために買ったものなので、ほとんど使用していない。キータッチは柔らかく、あまりいただけたものではないが、苦痛と言うほどでもない。最近の廉価なパソコンに付属しているキーボードに比べれば、はるかにましである。

OADG 日本語キーボード

韓国語キーボード

 

韓国語対応ソフトウェアのテストのために購入したキーボード。ハングル文字を打ちやすくするための刻印がキートップに施してある以外は、一般のIBM PC 101 英語キーボードと一緒。

キータッチもよろしくないので、韓国語ソフトウェアのテストが終わったあとは一切使用していない。まあ、当たり前って言えば、当たり前だけど。

韓国語キーボード

DELL スペースセーバー・キーボード

 

DELL コンピュータのユーザには悪いけど、劣悪な安物キーボードを代表するようなキーボード。会社からノートパソコンのドッキングステーションと一緒に支給されたものだけど、使ったこともなければ、このページのために写真を撮るために初めて箱から出したと言う始末。

会社にごろごろ転がっているので、このキーボードは昔からよく知っているけど、とにかく、キータッチは悪い上に、キーの戻り具合もよくない。故障率も高いようだ。こういったキーボードを使っているユーザは、一度、キーボードの購入を検討してみてはいかが?きっと世界が変わるよ。いや、本当に!

DELL スペースセーバー・キーボード

NEC PC-9821 キーボード

 

言わずと知れたNEC PC-9821シリーズ付属のキーボード。なにせ、PC-9821 でしか使えず、また、PC-9821が基本的にこのキーボードしか使えないってことで、好き嫌いに関わらず、このキーボードを使わないといけないっていう代物。

昔からそうだけど、師匠は、このキーボードは大嫌い。プログラマ泣かせの小さなコントロールキーや、軽いキータッチ。どうにかしたいって思っても、これしかないんだものね。困ったPC-9821君でした。

NEC PC-9821 キーボード

名もないミニキーボード

 

主にサーバ用途に設計されたと思われる小さなキーボード。非常に小さいため普段の業務用には明らかに不向き。特にプログラマ泣かせの小さく場所の悪いコントロールキーなどは、まるで使うなと言っているような配置。

ハッピーハッキングキーボード・ライトがある上、PCサーバ自体使っていないのでまったく使用していない。おそらくこの先使うことはないだろうな。
名もないミニキーボード

Apple ワイヤレスキーボード

 

Bluetooth によるワイヤレスキーボードです。iMac G5 で使用しています。タッチはプロキーボードより若干圧力が強い気がします。

ワイヤレスオペレーションは一度使うと病みつきになりそうです。とにかく便利。キータッチが多少悪くても我慢できるくらい魅力的。

Apple キーボード

 

上のワイヤレスキーボードの USB インターフェース仕様のもの。USB ポートが2個、背面についていてマウス等を接続できます。

タッチはワイヤレスと全く同じ。ケーブルがある分、取り回しに不便ですが、電池の心配はありません。


Apple キーボード

新型 iMac 付属の Apple キーボード

厚さ10mm を切る脅威の薄さだけど、今日のノートパソコンを考えれば十分に可能なことですね。

かっこいいんだけど、薄さが災いして手のひらを浮かしてタイプしないといけません。パームレスト併用は難しそう。ワイヤレスタイプに比べ、テンキーなどを省略した小型タイプも出ています。


Apple Macintosh シリアルキーボード

 

Macintosh Plus までの機種を含むオリジナル Macintosh 専用のシリアルタイプのキーボードです。ケーブルは電話線と同様の RJ-45 コネクタ付き。

厚みがある分、キーストロークに余裕があり、また適度な戻り圧が非常に心地よいキーボードです。昔のキーボードは良かったな〜と思わせる一品。他に転用できないのが残念なキーボードです。


Kensington Keyboard-in-a-box USB

 

Macintosh 用にデザインされた USB キーボードですが、Scroll Lock キーが配置されているところを見ると Windows でも使えそうです。

タッチは安物のキーボードそのものでものすごく柔らかいです。近所で拾った iMac に付いていた物で、使いづらいので Apple キーボードに換えました。


Micro Innovations Internet Access Pro

 

Micro Innovations と言う聞いたことのないメーカーの USB キーボードで、Windows でインターネットが便利に使えるように様々なアクセサリキーが付いています。

例によって無名メーカーらしく中国製。$12.99 の値段通りの最悪のキータッチです。PC用 USB キーボードを予備で持っておきたいので、一番安い物を選んで買ったのですが、箱に入れたまま使うことはなさそうです。


HP USB マルチメディアキーボード

HP C3700 Visualize Workstation を購入したときに、サービスでもらった USB キーボード。

PC 用の設計なので、Windows キーに加え、インターネット関連のボタン等、いわゆるマルチメディア仕様。

本来、PC 付属のキーボードなのでまあプログラマ向けではなく使用したことなし。Dell のキーボードよりははるかにましなキータッチなのは確かです。

 

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