日本型の書籍、資料
日本型の書籍、資料となると当然日本で発行された日本語の書籍、資料になるわけですが、日本を離れて久しいのでやはり古いものが多いです。まだ未整理の物、日本の実家に置いたままの物、多数あります。特に実家にはまだまだ貴重な書籍、資料があるはずなのですが。
蒸気機関車模型を工作する人で知らない人はいないと思われるくらい有名な「国鉄
蒸気機関車の角度」です。長らく絶版です。鉄道模型趣味自体が、宝石のように高級なものと、プラスチックの普及品と言った具合に両極に分かれてきていますので、昔ほど自作派がいないと思われる、今、残念ながら再版は難しいのではないかと思います。
蒸気機関車の模型工作に役立つ、かゆいところに手が届くような1冊です。 |
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岩崎、渡邊コレクションを中心とした明治の機関車の貴重な写真を集めた「明治の機関車コレクション」です。模型作りのための書籍と言うよりも、資料的な意味合いが強い本です。
古典蒸気ファン必携。いずれフルスクラッチにチャレンジするときに、きっとたくさん活用することになると思います。 |
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国鉄制式蒸気機関車の設計図面集です。かなり古い書籍ですが、最近再版されたようです。1/80
の模型製作を念頭に、機関車本体、テンダーの図面は
1/40
に統一されています。自分で作りこむ工作派には座右の書ではないかと思います。キット工作本位の方にはあまりお勧めしません。写真集を買ったほうがいいと思います。また配管とかそういったディテールの参考にはなりませんので。 |
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蒸気機関車の1/80 設計図と写真によるモデラーのための本と言っていいでしょう。原書房の蒸気機関車設計図面集(実家にあるのですが重くて持ってきていません)ほどの内容はありませんが、蒸気機関車スクラッチビルダーには欠かせないアイテムだと思います。 | ||
機芸出版社の日本の車両スタイルブックです。蒸気機関車スタイルブックの続編にあたるもので、蒸気機関車を除いた各種車両を国鉄、私鉄ともども掲載しています。
見ているだけで、スクラッチビルドで作ってみたいってな気分になります。もう少し屋根、床下、さらに編成としての資料が揃っていればいいのですが・・・ 鉄道模型趣味で取り上げられたものを掲載していますので、掲載車両にはいくぶん偏りがあります。
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レイルロードの京阪車両竣工図集です。スクラッチで車両を工作する際に手助けになりますが、これだけではちょっと資料不足ってところです。戦前編と戦後編の2冊があります。 | ||
叡山電鉄車輌を作るなら必須の2冊 レイルロードの叡山電車形式集と、叡山電鉄発行のエイデン図面集です。形式集は写真が非常に参考になります。図面自体は、叡電図面集のほうが見やすいですし、工作向きです。ただし、形式集のように各年代更新ごとの図面はありません。 |
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模型とは直接関係ありませんが、蒸気機関車の内部構造などをイラスト入りで詳しく解説した本です。蒸気機関車の模型を作成する上で大変役に立ちます。今まで、何気なく取り付けていた部品が、なんだそんなためにあったのかと思わせてくれる、非常に勉強になる本です。
蒸気機関車ファンでなくともぜひ読んでほしい1冊。
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元国鉄車掌にて日本を代表するモデラーの坂本衛さんが書かれた本です。スクラッチビルドからレイアウト作成まで坂本さんのアイデア満点。
工作以外の点でも非常に興味深い内容の本で、鉄道模型を趣味にしない人にもぜひ一度読んでもらって、趣味の世界に関して考えてもらいたい一冊です。私もこれを読んで、今一度自分の趣味に関して考えさせられました。
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エンドウ発行のMPギアの使い方です。エコーモデルさんにいただきました。MPギアの使い方、パーツ類の説明が詳しくなされています。購入するには
1000円とはちょっと高いですが、MPギアを初めて使うときには便利です。
本来、日本型に分類すべき物ではないのですが、MPギアを外国型に利用するにあたっては、台車などの問題もありますので、あえて日本型の資料として分類しました。 |
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旧国のバイブルとも称されている国鉄電車ガイドブック、旧性能電車編です。長らく絶版でしたが、最近復刻版が出版されたようです。
バイブルと言うだけあって、資料としての価値は非常に高いですが、この本だけで模型を作るにはちょっと情報不足というところでしょうか。 実家に同じく新性能電車編、電気機関車、それに私鉄電車ガイドブックなどもあったはずなのですが、見つかっていません。どこ行ったやら。 |
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