DCコントローラー
DCC システム導入前は、当然アナログDC方式、簡単に言うとパワーパックを使用していましたし、デコーダー非搭載車はDCで走らせています。初めて使用したパワーパックは、確かKATOのNゲージ用青いパワーパックだったと思います。もう数十年見かけていませんが、たぶん今でも実家にあると思います。トランジスタコントローラーを自作したこともありました。いくつかのDCコントローラーを所有していますが、その中からアメリカに持ってきたもの、アメリカ国内で購入したものを紹介します。
20年ほど前に、カツミブランドで販売されていた今井製作所のトランジスタコントローラーです。骨董品ですね。
電源は内蔵されていないため、ACかDC電源を外部から供給してあげる必要があります。定格は 3A ですので、HOゲージで使用するには通常であれば十分です。 マスコン、ブレーキレバーを模したコントローラーは当時としては画期的でしたが、製造数は少なかったと思われます。こんなものがあったなんてのを知らない人も多いかと思います。 大切に使用していましたので傷もなく今でも新品同様です。もちろん動作します。 |
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上のトランジスタコントローラーを使用するために自作した電源トランスです。
AC、DC各出力を備え、ヒューズとサーキットブレーカーをパネル裏側に備えています。 肝心なトランスはいさみやさんにこれ使えと言われたメーカー不明のものを使っています。 |
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Pacific Fast Mail のサウンドシステム MK-II です。
いわゆる PFM サウンドシステムの元祖製品で、後に天賞堂の SL-1 などがライセンス提供を受けて製造されました。現在は特許権も切れ、自由に同じ方式のサウンドシステムを製造販売できますが、アメリカでは DCC やその他の DC サウンドシステムに取って代わられ、今では PFM方式は少数派になってしまいました。 天賞堂の SL-1 と基本的に同じですが、この製品には日本型には似合わないベル音が付いています。アメリカ型蒸気ファンには、SL-1 よりも魅力的かもしれません。 |
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アメリカ国内で購入した安価なトランジスタ制御のパワーパックです。出力は
2Aですので、ちょっと少なめですが、通常容量が問題になることはありません。
運転用というよりむしろ工作中車両の試運転や、回路の確認を行うために使用しています。DCCに移行してからは使うことはほとんどありません。 |
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実はこれでは運転できません。愛嬌で載せてみました。
パソコン用電車で GO ! 専用のコントローラーです。もう何年もゲームをしていませんので、地下室の棚に置きっぱなしになっています。 |
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