管継ぎ手などの作り方

最近は、六角ユニオン、エルボー、継ぎ手などの各種ロストワックスパーツがサイズも豊富に出ていて、ディテールアップを比較的楽に行うことが出来るようになりましたが、それなりのコストはかかります。コックなど自作の難しいパーツは別として、作ってみるとまあそこそこの物が自分で作れるものもあり、作ってみるとこれが結構面白いなんてこともあります。私は作り方を考えるだけでも楽しいものです。

ここに紹介する方法はあくまでも自己流で他にもいろいろいい方法はあるとかと思いますが、参考の上、ぜひ試してみてください。結構作るのは楽しいものです。


 

直径約 0.8mm の真鍮線を通す、直径約 1.4mm の継ぎ手を作ります。

1.4mm 径の輪の中に正確に 60度ずつ 0.3mm のリベット用穴をあけつつ、中心に 0.8mm の穴をあけるのは至難の業です。それが出来る方はこの先を読む必要ないかと思います。

真鍮板の上でしたら細かい作業にはなりますが、プロトラクタを使用した上で、正確に位置を出して穴あけを行うことができます。

穴をあけましたら、おおまかな大きさに切り出した上で、リベットを含む真鍮線を通し半田付けします。

必要であれば、作りたい継ぎ手の形に合わせて、さらに太い真鍮線に穴をあけたもの、あるいはパイプを片側に通して半田付けします。

かなり下手な絵で申し訳ありませんが、組み立て概略です。
ドリルレースします。写真はポーズだけ。
針やすりを使って、必要な形にドリルレースします。またまた下手な絵ですが、このようなものもその気になればできます。針やすりがぶれないようにしっかりと支えましょう。
わかりずらいですが、写真中央やや右よりの赤で囲った部分がそれです。

さらに小さなものも時間はかかりますが、同じような手法で作ることができます。


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