Cumbres & Toltec Scenic Railroad
US 285, Antonito, CO / 500 Terrace Ave. Chama, NM Phone: (505) 756-2151 (ホームページ)
Cumbres & Toltec Scenic Railroad は、Denver & Rio Grande ナローゲージをほぼ当時のままの姿で保存しつつ運用している観光保存鉄道です。1880年代に建設され、路線は、Silverton までのびていました。Silverton Branch は、同じく観光保存鉄道 Durango & Silverton Narrow Gauge Railroad として当時の姿を伝えています。
路線は、コロラド南西部の小さな町 Antonito (US-285 沿いの奥まった場所にあり、駅舎は少しわかりづらいところにあります。Narrow Gauge Gift Shop の看板と、静態保存されている Baldwin K-37 クラスが目印です) 非常に交通の便の悪いところにあり、Antonito, Chama 共に、Santa Fe から車で2時間ちょっとです。道は比較的簡単にわかると思いますが、一ヶ所 Espanola の町で、US-285 と NM-68 の分岐する看板がわかりづらいので注意が必要です。道なりに行くと NM-68 ですので性質が悪く Taos 方面に行ってしまいます。
訪れる機会がありましたら、ぜひ、Great Sund Dunes そして、Durango まで足をのばすことをお勧めします。乗車を予定されているのであれば、Antonito あるいは、ちょっと離れますが Alamosa に前日から宿を取ることをお勧めします。
ヤードには廃車になった数々の D&RGW のストックカー、タンクカー、フラットカーなどがあり、観光鉄道と一緒に楽しむことができます。私は時間の関係で乗車できませんでしたので、もっぱらヤード上の廃車車両、車庫のロコなどを楽しんできました。(乗車は、Durango & Silverton Narrow Gauge Railroad で楽しみました)
資本関係を含めて、Durango & Silverton Narrow Gauge Railroad とそれほどの関係はなさそうですが、かつての D&RGW を保存する鉄道同士と言うことで、Cumbres & Toltec Scenic Railroad から、Durango & Silverton Narrow Gauge Railroad に Baldwin K-36 を含めいくつかの車両がトレード、転籍しています。
写真枚数が多いので、複数ページに分けてあります。ページ一番下のリンクを使用してページ送りしてください。
US-285
の入り口方面からヤードに少し入ったところから撮った駅舎(左側)と、入れ替え作業中の車両の様子です。
Chama には行ったことがありませんので駅舎などの規模はわかりませんが、Antonito の方は小規模な印象でした。運営会社のオフィスが Chama にあるので、おそらく Chama の方がしっかりしているのかもしれません。ただし、Antonito の方が交通アクセスは便利ですので、こちらから乗車するお客のほうが多いと思います。ちなみにこの日、駐車場に置かれていた車は4台でした。 |
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D&RGW
の雰囲気を今に伝える給水塔です。丸屋根タイプです。現在使われているのか、どうかは不明。
車両には、フライング・リオグランデ型のロゴ(鉄道名)が入っています。 |
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車庫方面から給水塔、ならびに本線方面を眺めたところです。 | ||
上の写真と同じ所から見た車庫の姿。
左奥に駅舎が見えます。 |
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Antonito
駅、駅舎です。
客車だけが本線上に置かれていました。夕方出発する車両かと思われました。 |
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車庫脇に車輪が置かれていました。ナローの車輪の大きさがわかりやすいように、私も写っていますがちょいと邪魔でしたね。 | ||
同じく車庫脇には、客車用と思われる新品の板バネが置かれていました。こんな風景をレイアウトで再現したら楽しいでしょうね。 |
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