1/80 日本型車輛工作に加え、近年、On3 アメリカ型
工作に目覚め、思い切りはまっています。
所属するクラブレイアウトで、On3 車輛を思い切り
走らせることを夢見ながら工作をしていますが、
クラブレイアウトのメインは O スケール標準軌。
イベントの際には標準軌車輛を走らせるのが常ですが、
残念ながら自前の車輛がありません。せめて1輛だけでも
標準軌の動力車が欲しいと常々考えていました。
そんなとき、On3 K-27 の件でもお世話になった
モデルワムの徳永さんに、フランス国鉄141R の
なかばジャンクと化したボイラー、テンダーほか、
余剰パーツの話をお聞きし、すかさずクラブ
レイアウトで走らせる車輛はこれだと思いました。
パーツが揃っていないので組み上げる事は
できないと聞かされましたが、
昔の MR 誌に図面も掲載されています。
なんとかなるだろうで、工作をすることにしました。
プロトタイプは、第二次世界大戦後、ドイツ軍の
侵攻で壊滅的打撃を受けたフランスでは、復興の
ためのインフラを製造、整備する事ができませんでした。
鉄道車輛もしかりで、141R は、USRA の
ライトミカドをもとに、ボールドウィンを始めとする
アメリカ、カナダのメーカーで 1340輛が製造され、
フランスの戦後復興に役立ちました。
最初のロットは、石炭炊き、後のロットは
重油炊きで製造されました。
アメリカ製ながらヨーロッパの雰囲気漂う
そんな機関車を O スケールで制作します。
2010年1月10日
なにせ20年以上前の製品です。入手したパーツは、すべてホコリ、さびまみれ。まず、使用することに決めた組み立て途中のボイラーを塩酸で洗いました。 |
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選んだボイラーには蒸気ドームが付いていませんので、別の部品取り用ボイラーから外し、ハンダ付けしました。 |
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