住山式給水温め器搭載車両
あるいは原型、気分であとで決定予定
国産初のパシフィック(2C1
軸配置)型蒸気機関車です。
鉄道省時代には 18900型と呼ばれていましたが、
国鉄になって C51 と改番されました。
18900
型は、当初、すっきりしたスタイルで登場
しましたが、昭和初期において、給水温め器や除煙装置、
煙室延長などさまざまな試験改造が施されました。
数々の試験改造を施された姿の中から、住山式給水温め器
を積んだ姿を再現してみようと思います。あるいは原型。
安達のC51キットを持っているのですが、そちらは
本省式と住山式両方の給水温め器を持った車両工作に
使う予定なので、手元にあるカツミ製あるいはニワ製
C51用動輪を使用して、久しぶりにスクラッチビルドに挑戦です。
4年以内にできればいいかな、程度に考えています。
2004年10月3日
いよいよ工作開始です。って、他にも作りかけがたくさんあるのに、またまた浮気心が騒いでしまいました。目標は、大胆にもなるべく市販パーツを使わない!どこまでできるか、わかりませんが。 住山式給水暖め器搭載車両にしようかとも思っていたのですが、バッファー付きの原型も捨てがたいなと言うことで、プロトタイプ未定のままとりあえず工作開始です。元々、試験改造のためにエンジン本体、テンダーともにいろいろな変形車の多い C51/18900 です。あまりプロトタイプにこだわらずに、こんなのもありかな程度に作ってみようと思います。 ってことで、まずは、8-17 テンダー上周りを約 0.4mm厚の真鍮板にけがいて切り出しました。リベット位置も同時にけがきました。 |
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これは、NWSL
のリベッターと言うリベット打ちオプションを取り付けたセンシプレス(小型プレス機)です。リベット打ち機と言っても、あたりまえのことですがプレスでリベットのように見せるのですが、テーブルに送り装置が付いていて、正確に等間隔にかつ同じサイズのリベットを打つことができます。プレスチップを交換することで、表現するリベットのサイズを変える事もできます。
テンダーのリベット表現をこのリベッターを使うか、それとも苦をおしまず線材を植え込んでいくか思案中です。テンダーにこれを使用して、エンジン本体に植え込むようではアンバランスですし、かと言ってボイラーにこれを使うわけにも行きそうにないですし... |
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2004年10月7日
リベッターを使って、0.005インチの真鍮板に、約0.6mm間隔で穴をあけました。これをリベットの位置決め治具に使います。大き目のリベット用に間隔がもう少しあいたものも後ほど作る予定です。 薄い真鍮板はカーブにも対応しますので、ボイラーのリベットもこれで正確に位置決めできるかと甘い考えでおります。 |
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実際にこの作業をやりきるだけの技量と根性があるか、どうか物は試しに1列だけやってみました。もちろん折り曲げには影響のない位置で試しています。
位置をけがいた後、0.3mm のドリルで穴あけ、同じく 0.3mm の真鍮線を通して半田付けしました。表面は、0.1mm の高さでそろえました。 老眼のせいか、多少曲がってしまってますが、まあ実車もこんなもんでしょうと、またまた言いわけ。 テンダー1両仕上げるのに、数ヶ月かかりそうです。今年中にはできないのは確か。おそらく他の車両工作に移ってしまうだろうって感じです。 確認しないで作業をしたので、実はこのリベット間違っています。上半分はピッチが変わった上で、最上部までリベット行ってません。後ほど修正予定。 |
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