国鉄 C51

国産初の 2C1 軸配置の本格旅客急行用機関車です。
給水車ミキ20を加えての東京、大阪ノンストップ燕編成は
あまりにも有名です。鉄道省時代には、18900型と呼ばれて
いました。住山式給水暖め器を積んだプロトタイプも魅力的
なのですが、今回は素直にキットを組んでみるつもりです。

キットはカツミのスーパーシュパーブ C51 です。
部品点数は非常に多く、ロスト部品のオンパレード、
これでもかってくらいにディテールアップパーツが
たくさん入っています。あまりにも多いロストパーツが
キットを作成する工作意欲を減退させているのですが・・・
実は、このキットを手に入れてから、スクラッチビルドを
真剣に考えるようになりました。模型の楽しみってこんな
じゃなくて、自分でいろいろ作ることだったようなって。
まあ、何はともあれこれプロポーションもよさそうなキットです。

動力周りはイコライザー、担いバネ全可動と
非常に凝った車両で、追加部品なしでそのまま組んでも
おそらくフルディテール機と比べても遜色ない程度に完成
すると思います。技術力がどこまで通用するかはまた別の
問題ではありますが・・・



カツミ C51 キット

 

主台枠組み立て まずは、主台枠を組みます。とは言っても主要部分は最初から出来上がっていますので、ロストの後端梁、側板、先台車受けなどを半田付けするだけです。ねじれないように水平、垂直に気をつけながら半田付けします。

リベットの表現が少し甘い感じもしますが、さすがに削って埋め込みリベットの表現をする気にはなりません。

ブレーキ関連を組み立てます。小さくて作業しづらいですが、ロスト部品は組み立て前に十分表面を磨き出します。
芸術的とも言える担いバネ、イコライザー部です。実際の組み立ては、主台枠にねじ止めした形で行いました。

可動部分を半田付けしてしまわないように注意深く組み立てます。60W と 30W の半田ごてを使用しました。

不定期に更新予定、ってか、作業の進み具合次第

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