藁葺き屋根の農家
その2

 

屋根を乗せたもの
仮の障子(試行錯誤を繰り返しています)をつけたものです。内装も、見える範囲内でエコー製品などを利用して作ろうと思っています。

スチレン板は、非常に静電気が発生しやすく、地肌にゴミなどが付着してきますので、静電気防止などの対策である程度形になったら茶色で塗装してしまいます。

私は、茶のプライマーを使っています。

農家の裏側からの眺めです。スチレン製帯板やMsCollection製品の残り物を用いました。ペーパー製品をスチレン板に貼付ける時は、ゴム系接着剤を用いました。

最大の難関は、茅葺き屋根の製作です------。
茅葺きの屋根を、どうやって作ったらいいのかと、布地/毛皮/オガクズ/段ボール紙/筋目の入った木材/発砲スチロールなどで検討しましたが、いづれも満足出来る屋根にはなりませんでした。

写真は、手芸店にあった毛皮?です。これが一番見栄えがよかったのですが、切断機(紙を切るやつ)?を用いても中々寸法どおりに切断することが出来ませんでした。さらに、切断面からかなりの毛が抜けて対処に苦労しました。

師匠さんから、『バルサを使っては』と言われハッとした次第です。と言うのは、屋根上の棟?をバルサで作っていたからです。 「屋根自体をバルサで作る」と言うことに思いが及びませんでした。

写真は、コピー用紙で作った型紙です。これを、スチレン材に合わせて切り取り、スチレンで屋根を最初につくりました(このページ最初の写真を参照してください)。

型紙に合わせて切り抜いたつもりでも、歪んでしまいました(気にしない気にしない)。

更にバルサをこのスチレンの屋根に合わせて、ゴム系接着剤で接着しました。

写真は、裏側から見たところです。左側にあるのは、柵です。

屋根のてっぺん部分が空いているのは、棟を乗せるためのものです(必要ありませんでした)。内側の両側に細長い木材が接着してありますが、屋根を嵩上げするためです(要するに、家屋の壁高が寸足らず)。バルサは、厚さ1cm弱の物を使い、木目が走っている方向を上下に用いました(軒下から見上げた時に、茅葺きの感じが断面に表れます)。

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