藁葺き屋根の農家
その3

 

バルサで出来上がった屋根は、隙間だらけに加え削り過ぎになりましたが、木工用ボンドを流し、オガクズを詰め込み、木工用ボンドを水で薄めたもの(以下、ボンド水と略す)で固着、さらに指で圧着させました。だいたいの穴埋めが終わったら、茶/黒/灰/緑を吹き付けそれらしくさせます。

塗料は、日曜大工店等で売っている安い艶無しの物です

形を揃えるために(中々揃いませんでした)、適当にナイフで削ったり、サンドペーパーで形を整えた後に、オガクズや芝生を適当にバラ撒きました。

そして、ボンド水を垂らして固着し乾燥後に塗装をします。 これを、見栄えがよくなるまで繰り返します。オガクズは、時々大きい木クズも入っていましたので、ピンセットで固着後除きました。

室内には、床の間/掛け軸/押し入れ/仏壇/柱時計/桐タンス/スノコ/電灯などを付けたしました。虫眼鏡で覗くわけではありませんので、すべて適当なつくりです。

縁側や木戸は、リキテックスの茶色を筆で塗りました。筆によるムラが、逆にそれらしく見せるようになります。

写真に見られるように、サオ竹/干し柿/野菜を軒下に吊るしました。サオ竹は、径1mmのスチレン丸棒を、約1.5cmの長さに切って、一方を加熱してからガラス板の上で少し潰しました。竹の節目を表したつもりです。

これを、接着剤でつなぎ合わせてから、黄土色を吹き付け、さらに黒を少し吹き付けました。スチレン材の白色を完全に塗り消してはいません。

干し柿は、Express社製のオレンジ色ビーズを、0.5mm径のスチレン棒に張り付けました。スチレン棒に接着剤をタンマリと付けてから、ビーズの中に突っこみました。

薄い緑は、工芸店あったビーズを利用しました。穴が空いていたので、0.5mmのスチレン棒を通しただけの物です。このビーズ下にある樽は、工芸店で手にいれました。味噌樽のつもりです。 スダレは、HPからコピーして適当に縮尺して張り付けました。

西側の柵の内側にある束ねた木材は、爪楊枝を利用しました。 アメリカで販売されている爪楊枝は、不均一不揃いですのでもってこいの束になりました。

障子のサンは、2Bのエンピツで書いたものです。桐タンスは、バルサを利用した物、人形はエコー製です。

画像では、見られませんが土間には、スノコ/炭などが置いてあります。そのうちに、炊事場もつくります。

電灯は少し大きめでしたが、カサを白で塗った後に図で見られるように配置しました。電灯は、Miniatronics製です(製品番号7210505)。行き当たりばったりの製作ですので、継ぎ接ぎだらけとなっています。 このように、外からはほとんど見えませんが、「ママごと遊び」を楽しんでいます。 

農家全体図です。 牛舎/井戸/物置小屋/畑などです。
裏側です。 入り口の左側には物置を、右側には風呂場も配置しました。

続く...

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