国鉄 C62 2
その 30

2008年6月8日

公式側ランボードのコンプレッサー、調圧弁の点検蓋を作ります。

糸鋸とヤスリで点検蓋の穴をあけたあと、穴とほぼ同じ大きさに切り出した網目板を 0.3mm 真鍮板にハンダ付けして、ランボード裏側にハンダ付けします。

ヒンジ部分は、0.2mm 真鍮丸線を短く切り出し、点検蓋に並べたあとマスキングテープで仮止め、裏側から半田ごてを当てて、はみ出た少量のハンダで固定しました。

留め金は、T字型にヤスリで整形した 0.8 x 0.2mm 真鍮帯板で作り、穴をあけ通してから裏側からハンダで固定しました。

裏側はこんな感じ。半田の量を極力少なくすることに気をつけて作業しています。

点検蓋の穴あけは糸鋸とヤスリを使用しましたが、これまでの工作ではあけた事のない幅の狭い穴でしたので、幅の狭い穴を整形するためのヤスリを作って作業をしました。

写真上はこれまで小さな穴の整形に使っていたもの、写真下が今回ランボード点検蓋の整形に使ったものです。細いヤスリはコバを直角に出すのが難しいので、予定以上に細くなってしまいましたが、これならさらに小さな穴にも使えますね。

もうひとつの点検蓋も同様に作りました。もうしばらくランボード工作が続きます。

本日までの合計金額: 150,792円

2008年6月14日

会社のイベントなどで忙しい週も終わり、ちょっと一息と思ったら友人から仕事手伝っての依頼。なかなか趣味も進みません。

キットのランボード取り付けは、網目板に側面を兼ねた下板を重ねてボイラーに差し込み固定しますが、今回は下板を使用しません。ボイラーに開いた下板差し込み穴が不要ですので、適当な真鍮材で埋めます。

穴が大きいので少々厚めの真鍮材を使用します。半田ごてを普段より高い温度に設定して、真鍮材を熱しながら半田を十分流します。糸鋸でボイラーに傷を付けないように注意しながら切断します。

ボイラーバンドをまたいでますので少々面倒ですが、エアータンク、その他で見えなくなる部分ですので、さほど神経質になる必要もないでしょう。金工ヤスリと水ペーパーで整形しました。

本日までの合計金額: 150,792円

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