京都電燈デナ21
(叡山電鉄)

その5

リベットの高さ揃え 冶具を使ってリベット(0.3mm 真鍮線)の高さを揃えている様子です。
リベット加工終了 リベットをしっかりと裏側から半田付けし、洗浄後、ニッパーで車体内側に出た真鍮線を切断、さらにヤスリをかけてきれいにします。妻板と車体側板の継ぎ目付近は、低温半田を使用しました。リベット表面に軽く紙やすりをかけて、ニッパーによる切断のムラを取ってリベット植え込み完了。

さらに、乗客ドアの左下に、エコーモデルの区名札差しを半田付けしました。これが今回初めて使用する市販パーツです。

雨どい作成 2004年12月6日

竣工当時のデナ21は、3段の段付き雨どいになっていますので、これを再現すべく、1.0 x 0.2mm, 0.8 x 0.2mm, 0.5 x 0.2mm の真鍮帯板を貼りあわせて、段付き雨どいを作りました。

真鍮帯板の継ぎ目を少しでも目立たなくするために、各帯板の長さを変えて、継ぎ目位置をずらしながら貼りあわせ、60cm ほどの長さの物を作りました。

雨どい取り付け 2004年12月7日

3段雨どいを車体に半田付け、キサゲ処理をしたあとに、屋根と接する面をヤスリで軽く丸みをつけました。更新後の雨どいとはだいぶ異なる竣工時の雰囲気がうまく出せたと思います。

屋根の構造 屋根の構造ですが、雨どい内側の車体側板を斜めに削り、屋根を落とし込む形で工作できれば、実車らしくなるんではないかと甘い期待を抱いています。ただこのようにうまく工作できるかどうか、やってみないとわかりません。
床板工作 2004年12月8日

注文したアルモーターが届きましたので、早速床板を作り始めました。約 0.6mm 厚の真鍮板を使い、モーター用の穴 (10 x 15mm) をあけました。

エンドウのEN/LN/CNモーターのようにモーターホルダーはありませんので、正確に自作する必要があります。今日は仕事が多く、疲れたので明日にでも。

このモーターに限らず動力系の設計は、経験が物を言いますが、最近は MP ギアなどの優れたギアパーツのおかげで楽になったと思います。その分、他のことに集中できますが、新しいモーターを使用して設計するだけでもわくわくするものです。

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