京都電燈デナ21
(叡山電鉄)

その4

ウィンドシル、靴ずりの取り付け 2004年11月30日

手すり、手動ドア開閉ハンドル用の穴(0.3φ)をあけ、ウインドシル、靴ずりを取り付けました。

2段のウインドシルは、妻板同様、1.4 x 0.2mm の帯板に 0.6 x 0.4mm の帯板を半田付け後、ヤスリで 0.6 x 0.4mm の帯板に丸みをつけて、ドア間の幅に切断の後、車体側板に半田付けしました。

靴ずりは、もうほぼ残りがなくなった福原金属製の 0.6 x 0.4mm 真鍮帯板を使用しました。KS の真鍮帯板に比べ形がきちんとしていますので、この車輌の靴ずりにぴったりです。

車体組み立て 2004年12月1日

車体側板と妻板を半田付けし、車体を箱にしました。デナ21らしくなってきました。この状態では、車体の強度が不足していますので、アングルを取り付けてしまいます。

アングルの作成 厚さ約 0.3mm の真鍮板で床板固定アングルを作りました。加工が面倒なので薄い素材を使っていますが、車体に取り付けてしまえば十分な強度になりますので、厚い素材を使用しなくても大丈夫だと思います。今までアングル材の薄さが原因のトラブルはありません。
アングル取り付け 床板固定アングルを車体に半田付けしました。これでだいぶ車体の強度が上がりました。次は面倒なリベット植え込みです。
継ぎ目消しと定盤上でのひずみ取り 2004年12月2日

工作らしい工作はしませんでした。

妻板と車体側板の継ぎ目をヤスリできれいに取り、さらに定盤上に紙やすりを置いて、車体上下をヤスリがけし、素材切り出し、組み立ての際に出来たひずみを取り除きました。定盤の上で、車体下部すべてがきちんと接するようになりました。正確に素材を切り出して、半田付けができれば問題ないのですが、どうしても微妙なずれ、ひずみは出てしまいます。このような場合には、ガラス板の上でもかまいませんので、きちんと整形することをお勧めします。

リベット高さ冶具 2004年12月5日

リベット用の穴に 0.3mm 真鍮線を植え込み、ベーク板にフライス盤で 0.2mm の溝を掘った冶具(写真)で真鍮線の高さを揃えました。

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