叡山電鉄デナ21

1/45スケール

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数年前に叡山電鉄の名車デナ21の竣工当時をスクラッチ工作しました
その後、叡電シリーズと名付けて、デナ1、デナ11、
デナ500、デワ101と続けて作りました。
その後、京都市電2輛の工作途中に仕事を変え、
忙しい中、市電が完成したところで、長年住み慣れた
ボストンをあとにサンフランシスコ、ベイエリアに引っ越してきました。

転居先では仕事の忙しさはともかく、気候の良さもあって、
サイクリングを含めたほかの趣味に使う時間が増えたうえ、
時間のかかる蒸気機関車工作に手を出したため
完成から長い事遠ざかっています。

これではいけないと、今日ははりきって、
京阪1900の両運車の塗装を準備を始めたのですが、
保護棒の塗料をはがしている最中に、保護棒が外れてしまいました。
どうもこの車輛は完成しない運命のように思えてきます。

続いて気持ちを切り替えて、C62のボイラーステップ
取り付けと思ったら、自作したステップが見つかりません。
きちんとしまっておいたはずなのですが...

C62工作はこれはこれでおもしろいので続けるつもりですが、
実はここのところ、もう一度原点に戻って
自分の
好きな事をやってみようかと考えていました。

そこで思いついたのが、
叡山電鉄デナ21をもう一度...
ただし、今回は 1/45 スケールで。
さて、どうなりますやら。

2008年7月12日

上の説明にも書きましたが、京阪1900の塗装準備、C62のステップ紛失でかなりへこみましたが、ネガティブな気持ちが、新たな工作開始の原動力になりました。

まずは、US No. 13 ポールから工作。

支柱部分を旋盤でひいたあと、後部バネ受けを取り付けるための穴を慎重にあけました。実はこの前に真鍮板をハンダ付けしてバネを受ける部分を作ってみたのですが、強度不足と判断しました。

結局、バネを受ける部分は、2mm 真鍮角材を 1.5 x 1.7mm に削ったあと、端を丸くヤスリで整形して支柱に差し込んで固定する事にしました。

差し込み、ハンダで固定、切断しました。

いろいろ試行錯誤がありましたので、今日はこれだけでしたが、久しぶりにいろいろ考えて工作しかなり楽しめました。

2008年7月13日

0.35mm 厚の真鍮板から、図面に習って、後部バネ受けを切り出し、ヤスリで整形しました。

バネ受けのビームに糸鋸で切り込みを入れて、後部バネ受けを差し込み、0.4mm 真鍮丸線でカシメてハンダ付けしました。
0.3mm 真鍮丸線で縁取り。図面からは正確な形状は読み取れませんでしたが、こんな感じかな程度で付けました。

バネ調整ネジは、0.6mm の布巻き線に H.S.モデルの六角ユニオンをヤスリで整形して使用しました。側面のバネをかける部分には、外径 1mm の真鍮パイプを差し込んでハンダ付けし、ヤスリで整形しました。

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