D&RGW K-27

その 19

2008年11月24日

いろいろ調べてみると、どうやらキャブ後妻の窓には桟があるようです。プロトタイプにあるか、どうかのはっきりとした確証はありませんが、あった方が様になっている気がしますので、作り直しました。

Air Pump に付く Strainer の位置を変える工作の続きです。

Strainer 本体を切除した後、配管を短くし、配管、Strainer 双方に 0.5mm の穴をあけ、0.5mm 真鍮丸線をかまして液体ハンダをバーナーであぶって固定しました。液体ハンダは流れたところが合金化しますが、ハンダでディテールをつぶすリスクが低いので、このような場所の工作に向いていると思います。

続いて、Air Pump 側の配管も切除し、0.5mm 真鍮丸線をかまして固定できるようにし、Strainer の高さを決めました。写真のように、ほぼプロトタイプと同じ位置になりましたので、あとは間に入れる配管パイプを作って固定するつもりです。

写真右側は、オリジナルの K-27 用 Strainer ですが、3mm ほど Strainer の位置をあげました。

2008年11月26日

明日は、Thanks Giving Day でお休みですが、一足先に今日から5連休。でも天気が悪く出かけるにも出ばなをくじかれました。

Handrail Stanchion (ハンドレールノブ)は、近所の模型店に適当なサイズがなく、旋盤による自作を考えていましたが、Walthers に9インチサイズと Caboose Hobbies に8インチサイズの在庫があるとのことで取り寄せました。

ロストですので、型の継ぎ目が目立ちます。ピンバイスにくわえてヤスリで整形します。

ボイラーにはケガキの段階であらかじめ位置を出しておきましたが、煙室部はあらためて位置を出して穴をあける必要があります。

定盤上で、Vブロック、スコヤ、トースカンを使用して、正確な位置を出して穴をあけました。#461の Handrail は一直線ではなく、煙室部で少し下がります。

なお、パーツがインチサイズで設計されていますので、ドリル刃もインチサイズを使用してちょうどいい径の穴をあけました。

Handrail Stanchion をハンダ付けしました。煙室部が 9インチサイズ、ボイラーが 8インチサイズです。

Smokebox Front (煙室前部)にも Handrail Stanchion (3.5mm) をハンダ付けし、0.8mm 真鍮丸線の Handrail を固定しました。Handrail End Ball はパーツもなく、どうするかまだ決めていません。

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