D&RGW K-27

その 20

Air Strainer (ちりこし)の配管にパイプを追加してハンダで固定後、Air Pump (コンプレッサー)、正確には Mounting Bracket (台座)をボイラーにしっかりと固定しました。

先ほどの Handrail Stanchion 同様、位置決めの際には、ボイラーをVブロックに置き、スコヤで Air Pump が地面に対して垂直に付くように台座を加工した上で、固定しました。

取り付けるには少々早い気もしましたが、ボイラー内側でハンダ付けする大物はあとはランボード程度ですし、この先工作を続けると仕上げが面倒になるので、火室妻板をハンダ付けしました。

火室妻板表側は、油目のヤスリと水ペーパーで仕上げました。

2008年11月27日

改造後の K-27 は、Plye 製の15インチヘッドライトを付けていますが、グリーンボイラー時代の #461 は見慣れたVisor (シェード)が付いていません。残念ながらパーツ化されている Wing Number Board が付いた15インチサイズ Pyle National Headlight は、Visor 付きしかありません。0.5mm の違いとは言え、14インチサイズではイメージがだいぶ変わってしまいますので、Visor を取り除いて使う事にしました。

使用した元パーツは PSC の 15インチサイズ D&RGW タイプの Plye National Headlight です。Visor をまず糸のこで切断しました。ロストで作られていますので、Visor 部分の厚みが加わって、ヘッドライト上半分だけ径が太くなっていてそのままでみっともないですし、Visor を留めているリベットもあります。ヤスリで時間をかけてなるべく太さが均一になるように加工しました。

加工中、残念ながら細いモールドもヤスリで落としてしまいましたので、0.2mm の真鍮丸線を使用して追加しました。おかげでメリハリがはっきりしました。

全体的にバリ、継ぎ目の修正を行って約1時間の加工で、不満も残ってはいますが使えるものになりました。

煙室前部 Handrail Stanchion の End には、9インチサイズの Handrail Stanchion の先を利用し、ヤスリで丸く整形しました。

Headlight Bracket (前照灯台座)の支えを取り付ける台座を 0.25mm 真鍮板で作りハンダ付け後、穴をあけ、Kemtron (現 PSC)の六角ボルトを固定しました。

K-27の Headlight Bracket は機関車ごとに変化がありますが、#461で使用されているタイプはパーツ化されていないようですので自作するしかありません。

図面、写真を参考に 0.35mm と 0.25mm 真鍮板で作りました。脚をハンダ付け後、六角ボルトを貫通させて軽くかしめてハンダ付けしました。

[スクラッチビルドのお話]に戻る [前]に戻る [続き]を見る


Copyright (C) 2008, 師匠 All Rights Reserved.