D&RGW K-27

その 77

2009年7月27日

下部、石炭取り出し口を 0.25mm 真鍮板から切り出し、糸のこでスリットをあけました。ハンドルは 0.3mm 真鍮丸線、スリット部分にはワッシャー付きの六角ボルトヘッドをハンダ付けしました。解放状態での固定も考えましたが、収まりが悪そうなので閉じた状態で作りました。

かんぬきは、KODAMA 製のパーツを使用、かんぬき掛けは、1.2 x 0.2mm 真鍮帯板から作り 0.3mm 真鍮丸線でカシメ止め。ひとつ作ったところで、今日は工作を終えました。 

2009年7月28日

残り4カ所のかんぬき掛けを、1.2 x 0.2mm と 1.0 x 0.2mmm 真鍮帯板から作り、0.3mm 真鍮丸線でカシメ止めしました。

両サイド、ヒンジ部分にリベットを入れるか、どうか少し悩みましたが、すっきり仕上げるたいので省略することにしました。コールバンカードア、まだ固定していませんが、これにて完成とします。 

2009年7月29日

0.6mm 真鍮丸線を削り甲丸線を作り(作り方はこちら)、テンダー上部裾にハンダ付けしました。真鍮丸線の長さがテンダー全周に足りませんので、一カ所目立たないように継ぎました。

テンダーを作り直す前には、甲丸線は、0.8mm 径の真鍮丸線を使いましたが、スケール的にもう少し細そうでしたので、径を落としました。

残る工作も以下のとおりとなり、テンダー完成も間近に感じるようになりました。

  • 後部はしご
  • 後部標識灯掛け
  • 取水バルブ部仕切り、天板
  • 手すり
  • ドレインバルブ
  • Air emergency dump valve / retainer valve

2009年7月30日

後部手すりを作りました。

座は、0.8 x 0.2mm 真鍮帯板に、0.3mm のリベット穴をあけた後、0.6mm 幅に整形。テンダー後部に座をハンダ付け後、0.3mm 真鍮丸線のリベットをハンダ付け。上部は内側で固定ですので、座は取り付けず、0.3mm 真鍮丸線のリベットだけ植えました。

手すりは、増炭板が無い時代には、手すりはテンダー上部で曲がり、内側に固定されていましたので、0.4mm 洋白丸線をそのように曲げて取り付けました。

2009年7月31日

今日は工作はなしですが、所属クラブのレイアウトでテンダーの転がり具合を見てきました。

自重で緩い坂を下り、なかなかいい感じでした。

2009年8月1日

今日から夏休みと言う事で 9連休ですが、特に大きな予定は立てていません。昨日、Santa Clara の The Train Shop から注文したパーツが届いたと電話がありましたので、久しぶりに The Train Shop に行ってきました。あまりスクラッチビルドをする人がいないようで、お店ではすっかり顔になりつつありますが、期待して行った割には、C-16用として頼んでおいたパーツ 3点が入荷していただけでした。

後部手すりと同様に前部手すりを取り付けました。増炭板が無い時代には、モールドの上に固定されていたようですので、そのように取り付けました。

さらに、0.15mm 真鍮板と 0.4mm 真鍮丸線で作ったフックを 0.3mm 真鍮丸線のリベットを植え込んで固定し、少々オーバースケールですがドレインバルブを下部に取り付けました。

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