京阪1800系
その 11

雨どいやシル、ヘッダなどをシャープに仕上げたい場合は、キサゲ刷毛やペーパーによるキサゲ処理と共に、エコーモデルの刀刃キサゲを矢印の方向に帯板に沿って動かすことによって、キサゲ刷毛などでは取れない隙間の半田を取り除きます。太めのカッターの刃を逆にすべらせてもいいかもしれません。

帯板の接合面がシャープになりメリハリが出ます。ただし、雨どいが曲がって付いていたり、帯板がほんの少しでも浮いていたりすると逆に目立ってしまうかもしれません。

2007年12月24日

客用ドアを取付ける前に、ドア周りの穴の角を取ります。写真のように丸と平ヤスリで角を軽く取ったあと、水ペーパーで仕上げます。

車輛によっては窓周りの穴をシャープに仕上げておいた方が見映えの良い場合もありますが、私はたいがいこの処理を行っています。実車のようにドア開口部に丸みをつけるばかりでなく、ドアと車体側面の段差を小さく見せる効果もあります。

コバの処理をしていないヤスリでこの作業を行うと汚くなりますのでご注意を。

1801 のドア取り付けを終えました。

先に失敗したドア同様、0.25mm 真鍮板で作ったドアに 0.2 x 0.15mm の洋白帯板でドアレールを再現しています。

2007年12月25日

3輛すべての客用ドアの取り付けを終えました。

2007年12月29日

ペイトリオッツの開幕16連勝、うれしいです。このままスーパーボール制覇して欲しいです!

窓枠を3輛分作りますが、さすがに1輛ずつ穴あけをするのは数が多いため、3枚重ね抜きすることにしました。

板の重ね合わせには液体半田が便利です。小物ですと小型バーナーで熱しますが、保持が面倒です。そこで電気コンロ。貼り合わせた板をばらす時に重宝ですが、半田付けにも使えます。半田付け中にフラックスが出ますが、水拭きできれいになります。

フラックスと煙が出て来て臭くなりますし、危険が伴いますので、まねをされる場合には十分注意して行ってください。

2007年12月31日

0.25mm 真鍮板貼り合わせによる二段窓、とりあえず 1806 の工作が終了しました。

二段窓は、作成者本人の満足度と言う点では効果絶大ですが、やはり車両数が増えると面倒です。残り2輛新年にがんばります。

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