小田急 ロマンスカー 50000型 VSE

千葉の川崎さんからのご投稿
(写真、本文とも)

[完成車輌の写真、説明はこちら]


製作開始前に考えた点は、

・ケント紙を使ったペーパールーフ
・動力は天賞堂のパワートラック
・先頭車のカバーに隠れた台車は曲線通過を考えて市販の台車は使わない。
・例によってR365を通過できるようにする。
・窓ガラスはOHPシートを外からはめ込んで、カッティングシートの帯で隙間を隠す。
・独特のフロントガラスは炭酸ペットボトルの丸まってる所を使う。
・前面は紙を曲げて作る。(木を削るのが苦手だからです。)
・先頭車2両、パンタつき中間車、パンタ無し中間車の4両編成にする。
・ヘッドライト、テールライトを点灯式にする。
・部品代は15000円くらい
・ディテールは気にせず「あの形」を再現することに専念する。

などです。
この時点あの特徴的な前面を作るめどは立っていませんでした。
実際の作業を写真で追って説明します。

まず妻板の形を決めました。
雑誌の図面に円カッターで切った円弧をあてて、同じような曲線を探します。
妻板の形が決まればペーパールーフの長さも決まります。
窓やドアは図面からそのまま写します。
細い「さん」は紙の強度を考えて幅1mmに拡大しました。
太めですが仕上げで黒く塗れば目立ちません。
図面を測るときの最低単位は0.5mmとしています。
切り出した車体の部品
一番外側になる部分の窓とドアを先に抜きます。
ドアを抜いた紙は後で少し小さくして使います。
窓は前後方向に長くあけています。ここには塗装後に窓ガラスを外からはめます。
「妻板」と「内側の仕切り板」で車体の断面形状を固定します。
車体内側に窓を抜いていない側板を貼り付けます。
車体を曲げるときにはがれないようにしっかり接着します。
窓の0.5mm内側にケガキ線を引きます。この段差が窓ガラスを固定します。
窓の縦方向の「さん」の位置は図面からそのまま写します。
ドアは各辺を0.5mm位つめてから貼り付けます。

客室窓とドアの縦長窓を抜きます。
客室窓の細い「さん」を切り落とさないように注意します。

 

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