国鉄 C53
その7

センターシリンダーの工作 2004年10月3日

前方のセンターシリンダーを同じく旋盤でひいて組み立てました。適当に作りましたが、真横から見ると一応つながっているように見えていい感じです。

キットの蒸気室カバーのプレスがどうもだるく感じます。作り直すか、どうか検討中。リベット埋め込むのが面倒だな〜

主蒸気室の工作 中央蒸気室を真鍮ブロック削り出し作り始めました。ディテール入れるところで面倒になって今日は終了。
後部シリンダー 2004年10月4日

後部シリンダー部がほぼできあがりました。

中央蒸気室は、0.4mm厚真鍮板に、0.5mm 洋白線のリベット埋め込みと、約1.1mm の真鍮パイプで表現しました。図面からは読みきれない部分なので、想像で作りましたが、グレスレー弁装置の位置を考えると、もう少し下に配置しないとおかしいですね。後日、少し下にずらすことにします。簡単に作りましたが、ロストパーツの隣にあってもそんなに違和感なくできたと思っています。

シリンダー前部の工作 2004年10月9日

グレスレー弁装置を除いて、シリンダー前部がほぼ出来上がりました。

センターバルブの基部のリベット表現が少々オーバースケールになってしまいましたが、まあまあの出来でしょう。この部分はキットではすべて省略されていますので自作するしかありません。外からはあまり見えない部分とは言え、センターバルブ部をすべて省略してしまうのはちょっと考え物ですね。

シリンダーカバーを試作していたのですが、落として踏んで壊してしまいました。ここに載せるのも恥ずかしいので、掲示板に載せました。笑ってください。

シリンダーカバー試作 2004年10月10日

空気弁の表現方法の結論は出ていませんが、シリンダーカバーの工作を開始しました。

カバー本体は、0.2mm、点検ふたは、0.1mm のそれぞれ洋白板を使用します。写真手前の小さなパーツが点検ふたです。非常に薄いのでカバーに固定するまでは取り扱い注意。

疲れていたので、精度の要求されるリベット穴あけなど上手にできそうもないので、今日は折り曲げテストだけにしておきました。折り曲げ工程の入るものを作成する時には必ず折り曲げテストを行っています。面倒で時間はかかりますが、ぶっつけ本番でせっかくのディテール工作が無駄になったら、もっと面倒なことになりますから、急がば回れ。

蒸気室とシリンダー部は、実機ではかなり鋭角にカバーが曲がっているのですが、残念ながら 16.5mm ゲージでは軽く曲げることしかできず少々不満ですが、こればっかりは仕方ありません。さすがにアメリカで 13mm ゲージに手を出す気にはまったくなりません。 

シリンダーカバー作成 2004年10月11日

試作同様 0.2mm の洋白板で、シリンダーカバーを作成しはじめました。アクリルカッターで筋彫りをいれて、リベット部は、0.3mm、ドレインコック部は、0.4mm の穴をそれぞれあけました。

キット付属のドレインコックは実機とはかけ離れた簡易表現パーツのため、自作するつもりですので、ドレインコックを含めたすべてのディテールは自作予定です。ここまでは簡単にできましたが、これからが問題です。

[車両工作のお話]に戻る [前]に戻る  [続き]を見る


Copyright (C) 2004-2005, 師匠 All Rights Reserved.