国鉄 C53
その8

中央シリンダー配管追加 2004年10月13日

センターシリンダー部に配管を追加しました。センターシリンダー右側に見えるものです。写真ではわかりませんが、リベットを埋め込んだ継ぎ手を自作しています。

管継ぎ手などの作り方を、工作のヒント集に追加しました。

テンダー下回りの工作 2004年10月14日

テンダー下回りの工作をはじめました。

スピーカー用の穴には真鍮メッシュを内側から半田付け、その他は基本的に素組みです。

カプラーにはシャンクの長い Kadee #16 が指定され、そのサイズにあったカプラー台がキットには含まれていますが、私の標準採用品、ミディアムシャンク、小型ナックルの #58 用にカプラー台を真鍮材で自作しています。

2004年10月15日

キットに含まれるテンダー前妻周りのパーツは、リベット位置、サイズなど間違いが多く、少なくとも私が選んだプロトタイプには使い物になりません。

まずは、道具箱周辺の前妻板を真鍮板、洋白板その他の素材で作りました。リベットは、0.3mm の真鍮線を使用しました。テンダー本体のエッチング表現のリベットとあまり違和感がないように留意したつもりです。

石炭出し口妻板の作成 2004年10月16日

石炭出し口部分妻板の工作をしました。キットのパーツはやはり問題が多いため、真鍮板、洋白板、その他の素材で作りました。貴重な 0.5 x 0.5mm の精密アングルを大奮発しちゃいました。かなり工程をかけて作りましたので、キットのパーツに比べて格段の出来でできたと満足しています。

このようにシャープに素材を折り曲げるには、折り曲げ前にアクリルカッターなどですじ彫りを入れるのは必須です。

前面妻板の組み上げ 2004年10月17日

前面妻板部分を組み上げました。道具箱上部は洋白板を切り出し、炭庫にたまった水を排水する部分は、0.5m 真鍮角線を丸く削ったものと洋白線で表現しました。

ステップは、エコーの洋白スケール網目板に、約 0.8mm 厚の真鍮板から脚を切り出して作りました。脚は、手元の写真がどうも2本に見えるので、4本にしようか2本にしようか悩みましたが、結局すっきりしてる2本を選びました。実車どおりといかないかもしれませんが、模型の世界だから楽しめることと言うことで。

さらに手ブレーキ、取水コックなどのディテールをつけることになりますが、前面妻板はキット付属パーツをまったく使うことなく、いつものようにキット工作をしているのか、スクラッチ工作をやっているのかわからない状況になってきました。

テンダー床板、ドローバーピンの処理 2004年10月21日

ボストンレッドソックスの試合のテレビ観戦でしばらく工作を休んでいました。ワールドシリーズが始まるまでの間、しばし工作再開です。

テンダー床板のドローバーピンですが、そのままですとネジが剥き出しになってみっともないので、ネジ部を切断の上、半田でへこみを埋めてきれいにします。ちょっとしたことですが、このようなところに気を配ると素組みでもそこそこきれいに出来ると思いますので、初心者の方にはお勧めします。

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