国鉄 C62 2
その 22

2008年3月22日

キャブ側にまわした配管がボイラー工作の邪魔になってきましたので、バックプレートの工作を先に行う事にしました。

当初、写真中央ニワのバックプレートを使用しようと考えていたのですが、ご覧のように幅が思い切り足りません。写真左、キット付属のものも幅が足りませんが、はたしてどうやって固定すればいいのか疑問です。

写真右、ウイストのものがほぼ満足のいく幅ですが、平坦なためそのままでは使用できずで、それぞれ一長一短あり。結局、そんなに難しいものでもないので、バックプレートを自作する事にしました。

0.4mm の真鍮板をボイラーの外観に切り抜いた後、折り曲げ、焼きなました 2mm 真鍮角線を裏に 50/50の半田で半田付け。ばらけないように、0.5mm 真鍮丸線を使って、かしめてから、角をヤスリで整形しました。

ニワのバックプレートより、ひとまわり大きなバックプレートです。なお、加工しやすいように裾は長くしてあり、後ほどボイラーに合わせて切断予定です。

金岡工房の開閉式、焚口戸を組み立て、バックプレートに穴をあけ固定しました。この後の工作の支障になりますので、ハンドルは仮につけただけです。

実際に開閉しますので、中に炎をゆらゆらさせたいな〜なんて思っちゃいますけど、ほかの部分への遮光が面倒ですね。

さらに金岡工房の極小止め弁を焚口戸上部に穴をあけて、少量の液体半田を使用して固定しました。

ハンドル、作用管は、相変わらず仮止めのみです。

洗口栓は、エコーモデルのボイラー用、洗口栓(開)を、埋め込んでハンダ付けし、表面をきれいに水ペーパーで整形しました。

洗口栓の数は、バックプレートのメーカーによりまちまちですが、資料としたキャブ内部の写真で明確にわかる二カ所のみとしました。

上部に開いている穴は、蒸気分配箱用です。

ニワモケイの蒸気分配箱に、金岡工房の止め弁を取り付けます。金岡工房のホームページに紹介があるように、蒸気分配箱に穴をあける際に貫通させて止め弁を差し込み、裏からハンダ付けするときれいにできます。今日はとりあえず2個付けました。

写真であらためて見ると、蒸気分配箱はもう少し下に付けた方が良さそうですね。

エコーモデル
No. 1015 洗口栓 (開) 472円

金岡工房
No. 0236 動力式焚口戸 C62タイプ 1,260円
No. 0240 止め弁 A 420円
No. 0241 止め弁 B 420円

ニワモケイ
SL-327 蒸気分配箱 C62タイプ 420円

本日のパーツ使用金額: 2,992円

本日までの合計金額: 131,633円

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