国鉄 C62 2

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除煙板についたスワローエンゼルで有名な
国鉄最大最速の旅客用蒸気機関車です。

スポーク車輪のパシフィックファンの私が
ボックス動輪ハドソンをなぜ?って感じですが、
スクラッチ工作と平行して気楽な気持ちで
キットを久々に組んでみようと考えました。
でもただキットを組んだのではつまらない。
何か面白いことしたいと考えたのが今回の工作です。

普段はスクラッチ工作をしながら可能な限り
パーツに頼らない工作を目指していますが、
そのまったく逆のこと、キットをベースに
市販パーツに頼り切って作ります。

さてその題材ですが、何より一番市販パーツの種類多い
蒸気機関車、その中でも一番安価な安達製作所の
C62 日立ボイラー 砂撒管内側タイプを選びました。

C62 自体制式機の中では中途半端な
車両数しか作られていませんが、
その中でも砂撒管内側の日立製の釜は少数派。
あまり特定番号にこだわる気はなかったのですが、
資料等入手のしやすい2号機を作ることにしました。

パーツカタログを作ることによって得たパーツの知識を
ベースに経済破綻しない範囲でパーツを使いまくって作ります。
蒸気機関車パーツには使い方のわからないパーツも
少なくないと思いますが、その解説代わりに
少しでもなればいいかなとも思っています。

海外在住ですので、パーツ入手の関係から
使用するパーツのメーカーに若干の偏りが
出るかもしれませんが、基本的に現在入手可能、かつ
将来に渡って入手可能と思われるパーツを選んで行くつもりです。

なお、工作時のパーツの価格(税込み)を
入れて行きますので、工作時の参考になれば幸いです。

ベーシックキット価格: 54,548円
使用したパーツ合計金額: 96,506円

2007年7月17日

安達の No. 0308-A C62 ベーシックキット (日立ボイラー、砂撒管内側) と No. 0204 C62形 北海道仕様部品キット、その他パーツが届きました。

キットの価格 54,548円は、エコーモデルでの価格です。安達製作所のホームページでは、58,543円になっていますので、ちょっと得をした気分です。ちなみに、まだ在庫あるそうです。

まもなく工作開始します。北海道仕様 部品キットを含むパーツの金額は初めての使用時に加算して行きます。

本日までの合計金額: 54,548円

2007年7月18日

主台枠には、プレスめくれがありますので、定盤上の #800 水ペーパーを使用して平滑に処理します。厚みがありますので、プレス面を完全に平面に仕上げるわけにはいきませんが、動輪軸箱がスムーズに稼働するためにも必要な作業ですので、必ずめくれは処理しましょう。

主台枠は、スパイクモデルの安達新型フレーム用イコライザーセットを使用して、三点支持イコライザー化します。

動輪軸箱スプリング押さえの部分をイコライザー化のために糸のこで切り取り、ヤスリで慎重に整形します。作業机もない状態でやっていますので、能率が悪く、今日はとりあえず一カ所のみ。

本日のパーツ使用金額: 0円
本日までの合計金額: 54,548円

2007年7月21日

主台枠の軸箱スプリング押え部分をすべて加工しました。

スパイクモデルの安達新型フレーム用三点支持イコライザーセットの説明書に従い、第2、第3動輪間イコライザー固定ピン用の穴をあけました。

本日の使用パーツ:
スパイクモデル
安達新型フレーム用三点支持イコライザーセット 3,255円

本日のパーツ使用金額: 3,255円
本日までの合計金額: 57,803円

2007年7月22日

今日は会社のピクニックがあったので、日中は出かけ、夕方サンフランシスコ市内で会社の同僚と軽く食事をしてきましたので、工作はほんの少しだけ。

金属板を折り曲げると、折り曲げ部分が多少盛り上がりひずみます。後部台枠上板の折り曲げ部のひずみを取り、側板が密着できるようにします。側板自体のプレスめくれも紙ヤスリできれいにしておきます。

数ヶ月ぶりにハンダ付けを行いました。と言っても板2枚を固定するだけです。

今回の工作の目標のひとつに可能な限り半田の量を減らし、キサゲがけを可能な限り行わないと言う目標を掲げたのですが、主台枠まわりだけに強度を優先して、少々多めに流してしまいました。もう少し少なめに組めればいいのですが、なかなか難しいです。

本日のパーツ使用金額: 0円
本日までの合計金額: 57,803円

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