京都電燈デナ21
(叡山電鉄)

その12

おでこ部分の半田付け 屋根板におでこ部分を半田付けしました。しっかりつける必要がありますし半田付けの際には非常に熱くなりますので、おでこ部分をCクランプで固定して屋根板を押し付けて半田付けしました。

半田付けは最初に、60/40の半田で仮止めし、熱が十分におでこ部分にまわったところで一気に 50/50 の半田を山盛りにして固定しました。50/50の半田は、より高い熱で融解しますので、この後の屋根のディテール工作作業中に接合部が不用意に取れてしまうことがないようにとの配慮です。まあ、半田付けをうまくやれば別にどんな半田を使用しても問題ないので、なかば気休めのような処置です。

おでこ半田付け 半田付けが終わったおでこ部分です。
グラインダーで整形 グラインダーで大まかに整形しました。このあとは、金工ヤスリと紙やすりで自分の頭の中のイメージに従って整形していきます。この先は非常に神経を使う作業ですし、夜も遅くなったので、今日はここまで。
金工ヤスリで削る 2005年1月14日

金工ヤスリで形を整えていきます。大型のヤスリから小型のものに徐々に変えていきます。

紙ヤスリで仕上げ #400番の紙ヤスリで表面を整え、最後に#1000の紙ヤスリで仕上げます。紙ヤスリは耐水ペーパーで、水をつけながら作業しています。なお、必ず使い捨てでかまいませんので手袋をして作業しましょう。

とりあえず片側だけですが、写真のように満足の行くイメージどおりのものができました。実車のように屋根幅が車幅より若干広く、屋根を別工作してよかったと実感しています。

ランボード作成 2005年1月15日

今日は NFL のプレーオフを観ていたので工作はほとんどしませんでした。昨日、ヤスリがけのやりすぎか、指先が痛かったので、もう片側のおでこ整形はお休みしました。

0.35mm の真鍮板に、0.5mm 真鍮角線で脚を作り、スノコ状のランボードを作りました。ポール取り付け穴部分は、ランボード切断前に穴をあけ、穴の中心線から各 3mm 幅に切断後、切断面の背中を突き合わせて脚を半田付けしました。

脚の位置は、図面と竣工当時の見づらい写真から推測する限り、更新後のランボードの脚位置と異なると思われましたので、図面に従いました。

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