京都電燈デナ21
(叡山電鉄)

その15

屋根手すりの取り付け 2005年1月20日

0.3mm 洋白線を折り曲げ、屋根に同じく 0.3mm の穴をあけ差しこみ、屋根手すりを取り付けました。特徴的な形状の手すりですので省略せずにつけてみましたが、実車よりスマートすぎるようです。本物はもっとやぼったい感じ。

手すり脇につくふたつのステップをどうしたものか考えていますが、どうもいい方法が見つかりません。最初の試作品は見事にはずしました。似てないし、うまくくっつかない!とりあえず保留中。

前照灯支えの加工 前照灯は、ホワイトメタル製のエコーモデル No.1612 100W 前照灯 を使用します。前照灯支えはそのままですと線が太過ぎ、雰囲気を損ないますので、強度を確保できる範囲で削りました。実車はもう少し細いと思いますが、ここまで細くするのでほぼ限界です。

写真左が加工したもの、右側は製品オリジナルです。なお、線を細くするだけでなく目の錯覚で細く見えるようにヤスリで角を取っています。

前照灯支え取り付け 前照灯支えを屋根に取り付けました。

実は私は前照灯支えの取り付けが大嫌いです。その理由は、以下の具合。

1. 位置出しが面倒(両運車輌、編成物の場合、合わせないといけないのでより面倒)
2. おでこに真鍮ブロックを使用した場合、かなり加熱しないと半田が流れない。暖めすぎるとおでこと屋根、車体との接合面、ほかの部品が取れてしまう。

嫌いでも避けては通れない、と言うことで、濡らしたペーパータオルを関係ない部分にかぶせ、60/40 の半田で固定しました。低温半田を使う手もありますが、屋根を車体に取り付ける際に取れてしまうリスクが高いので、通常の半田を使いました。

屋根工作、残るは手すり脇のステップのみ。とは言え、いいアイデアが今のところ浮かびません。困った〜

車体補強 2005年1月21日

車体中央部の車幅を正確に出すと同時に車体の補強用に 0.35mm 真鍮板を車体中央に渡しました。また、中央につり革固定用の 2mm ネジを切りました。

つり革工作 フジモデルのつり革 A を乗客スペースの長さに合わせ切断し、0.8mm 真鍮丸棒に半田付け、さらに 0.35mm の真鍮板に固定し、つり革ユニットを作りました。
つり革取り付け 出来上がったつり革ユニットは、2mm  皿ビスで車体補強版に固定します。

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