京都電燈デナ21
(叡山電鉄)

その16

車番取り付け 車番表記を取り付けました。番号はいろいろ悩んだ結果、結局、トップナンバー 21 を選びました。

生地完成まであと少しです。屋根ステップは、またまた試作したものは失敗。どうもうまくいきません。変なものをつけるよりは、あっさり省略しようかと思っています。

車番取り付け 角度を変えて、記念撮影。

先ほど作成したつり革が効果的なシルエットを出しています。

屋根ステップ工作 2005年1月22日

一度は省略をしようと決断した屋根ステップですが、どうしても割り切れず...

屋根、とりわけ帯板部分に穴をあけるのは、失敗したときのダメージが大きいため非常にためらっていたのですが、やはり穴をあけないときちんと取り付けできないと言う結論に至り、意を決して 0.4mm の穴をあけました。

マッハ模型のエッチング、差込ステップ(写真右下のもの)を整形して穴に差し込み固定しました。実車のステップと形状が異なりますし、少し形がいびつですが、まあなんとなく雰囲気を出せたと思います。

台車集電ブラシ取り付け 走りのいいMPギアを使用しても集電が悪ければ走ってくれません。集電能力向上のために、0.15mm 厚の燐青銅板から切り出した集電ブラシを取り付けました。ブラシは後ほどネオリューブで黒染めしてあげれば目立たなくなります。

なお非動力車の場合、燐青銅板の厚さは、0.1mm が適当だと思います。センターピンによる導電に不安がある場合は、銅線を半田付けしてモーター等回路に回してあげます。床板に銅線を通す穴をあけてありますが、とりあえず今回はセンターピンだけの導電で試してみます。

乗客シートの固定 アングルに乗客シート固定ネジ用の穴をあけました。1.4 x 2mm の皿ビスを使用のため、1.5mm の穴をあけ、さらに 3mm のドリルでさらいました。ビスの頭はさほど出ませんので、床板固定に大きな影響はないと思います。

乗客シート側は、1.0mm のドリルで 4mm ほど穴をあけ、1.4mm のネジを切りました。やわらかい素材なので加工は楽ですが、あまり頻繁にネジの取り外しは避けたほうがいいかもしれません。

床板固定ビスと、配線用ラグ板の逃げるスペースを作れば(シートを削る)、シートは完成です。

ベンチレーターの加工 エコー製の小型ベンチレータを使用しますが、奥の斜めになった基部を切り落として整形した上、屋根に半田付けしました。

私は、ホワイトメタルパーツでも小型のものは半田付け、あるいはパーツの脚を半田で溶かして固定することが多いです。接着剤より楽だし、はみ出す心配もないってのが理由。ただし、半田ごてをすばやく扱わないとパーツが使い物にならなくなりますので注意。

[スクラッチビルドのお話]に戻る [前]に戻る    [続き]を見る


Copyright (C) 2005, 師匠 All Rights Reserved.