京福デナ500
(元阪神831形)

その22

ジャンパー栓表示のインレタは貼付面が小さいため、貼付に少々苦労しましたが、インレタのおかげで顔が引き締まります。
2005年7月26日

車体にオーバーコートとして Crystal Coat をふいたあと、ウェザリングを行います。

まず屋根に Rust、車体は、Rust、Grime をそれぞれ多めにふきました。

さらにステップとその他適当なところをエコーモデルのベンガラで汚します。

1時間ほど乾かした後、ペーパータオルと筆に、エナメル用シンナー(ラッカーシンナー御法度!)を湿らし、先ほどふいたウェザリング塗料とベンガラを屋根から床下に向かっておおざっぱに拭き取って行きます。ウェザリングの調子を見ながら拭き取りました。下地もエナメルですが、完全に乾いたエナメルはエナメルシンナーではほとんど落ちませんので軽く拭き取る程度でしたら大丈夫です。

ウェザリングの後、0.3mm 塩ビの窓ガラスをシンナーで薄めたクリアボンドで固定。

既製の赤い標識灯レンズは嫌いなので、1.0mm と 0.5mm のアクリル導光材を整形したレンズを、クリアレッドのエナメル塗料で、標識灯に固定。ヘッドライトレンズをクリアラッカーで固定し、完成しました。

デナ500の特徴はまずまずとらえることが出来たと思います。

リベットのオバースケールをうまくごまかせなかった点、リベットの高さ揃えなど、特に満足いかなかった点は今後の工作に役立てたいと思います。

客席をきちんと入れて組んでみて、細い車体に対してデコーダーが大きすぎうまく隠れないことに気がつきましたが、小型デコーダーに交換するほど、私にとっては大きな問題ではありませんのでこのままと言うことで。

京都の T さん、神戸の N さん、それから模型店の I さん、今回もいろいろお世話になりました。ありがとうございます。

その他の完成写真はこちらをどうぞ。

2005年7月27日

やはりデコーダーが窓から丸見えなのが気に入らず、TCS の M2に交換しました。下のグレーがそれまでの Lenz LE-1000、大きさの差が歴然です。

デコーダーをプログラミングし、試運転を行いました。

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