京福デナ500
(元阪神831形)

その8

ドアステップ作成

乗降ドアステップを 0.5mm 厚の真鍮板で作りました。側板の乗降ドアの穴にはめ込む形に作ります。側板裏側に飛び出した部分はドア取り付け後ヤスリで削りますので、工作しやすい形で作ります。

ステップの形が違うと思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、入線当時は阪神から譲渡されたそのままの姿でしたので、そのステップを再現しています。後にこのステップの下部に補強を兼ねたと思われるカバーがなされ厚みのあるステップになっています。

ドアステップ取り付け ドアステップを側板に取り付けました。側板裏側までステップが入り込んでいますので、ステップがドアの高さ基準になります。
乗降ドア作成 乗降ドアを 0.25mm 厚の真鍮板貼り合わせで作りました。ドアレールは、0.3 x 0.15mm の洋白帯板です。

窓は素材が薄く整形しづらいので、側板に取り付けてから穴あけ、整形します。

乗降ドア取り付け 乗降ドアを側板にハンダ付けし、窓穴をあけ整形した後、側板裏側に飛び出したステップをヤスリで削り、乗降ドア1枚完成です。

実車ではステップ下部に補強がなされていますが、リベットと干渉してうるさくなるので省略しました。

とりあえずドア1枚作りましたが、まずまずの出来具合に満足です。ただ、ここにいたるにあたり、ステップの作り方の試行錯誤で結構時間を費やしました。

前後乗降ドア 2005年4月24日

車体前後乗降ドアを運転席側窓枠と一体で作りました。素材は中央部の乗降ドア同様 0.25mm 厚真鍮板と、0.3 x 0.15mm 洋白帯板です。

全部で4枚ドアがありますが、とりあえず1枚。

テープで妻板を仮止めしてみました。ドア部分はなかなかいい感じです。

車体を箱組みまでもう少しですが、どうも妻板の幅、つまり車幅があり過ぎです。妻板作成に結構時間を費やしましたが、このまま作ると、阪神電車らしさがなくなりそうですので、妻板を作り直すことにしました。正確にサイズ出しはしたつもりだったのですが、微妙に違っていたようです。

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