京都電燈デワ101
(叡山電鉄)

 その5

2006年1月3日

運転室入り口の床はかさ上げされていますので、0.8mm の真鍮板を使いました。さらに、運転室内の工作、塗装作業のために、運転室内の床を糸のこで抜きました。

だんだん形になっていき楽しくなりますが、実は屋根をどう作るか、まだ考えがまとまっていません。どう作るか考えて、具体的に形にしていくのは、スクラッチビルドの醍醐味だと思います。

2006年1月4日

荷室妻板の手すりを作りました。

0.35mm 真鍮板を 0.5mm 幅に切り出し、0.3mm 洋白線で手すりを差し込み、ヤスリで整形後、妻板にハンダ付けしました。

精度の良い福原金属の 0.6 x 0.4mm 真鍮帯板を折り曲げ、ヤスリで整形して、あおり戸の固定ハンドルを作りました。設計を誤り、少し実車と取付け位置が異なりますが、まずまず雰囲気は出ているので良しとします。
2006年1月6日

運転席後部の保護板を兼ねる荷室妻板を作りました。

0.35mm の真鍮板にアクリルカッターでスジ目を入れて3枚板構成にしたあと、荷室床板に使った物より荒い60番の紙ヤスリの上を滑らせて木目調にしました。

さらに 0.8 x 0.2mm の真鍮帯板と 0.4mm 真鍮線でディテールを入れ、上回り床板にハンダ付けしました。

上げ底床板も違和感なく、なかなかいい感じです。

反対側から見るとこうなります。保護板の裏側は運転席で見えなくなりますので、木目調加工はしていません。
2006年1月7日

あおり戸本体を 0.8mm 厚真鍮板から切り出しました。

糸のこで切りだした際の多少のでこぼこ感を残しながら軽くヤスリで整形したあと、60番の紙ヤスリで木目調のスジを入れると同時に、角を落として、金属の質感をなるべくなくしました。

この後の加工に備えて、0.4mm の穴をあけておきます。

フットボールの試合を見るので今日はここまで。

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