京都電燈デワ101
(叡山電鉄)

 その6

2006年1月8日

あおり戸を仕上げました。まあ、それらしくできたと思っています。

2枚の板は、0.8 x 0.2mm 真鍮帯板と 0.4mm の真鍮線で固定しました。荷物室内側最下部は、上げ底床に干渉しますので省略してあります。

ヒンジ部分をどう作るか、この時点でまだ決めていないところが私らしい無計画工作です。いくつか方法は考えてあるのですが、どれも一長一短と言ったところでして...

2006年1月12日

あおり戸のヒンジを0.8mm の真鍮板と 0.4mm の真鍮線を使い作りました。

0.8mm 真鍮板の端を丸く整形した後、糸のこの刃を利用して 0.8mm 幅の切り込みを入れ、凹状に切り出しました。0.4mm の穴を横からあけて真鍮線を通し、凹のくぼみ部分の真鍮線を切除し、あおり戸にハンダ付けしました。詳しい作り方は、こちらをどうぞ。

なにぶん細かい作業なので、片側のあおり戸用にとりあえず5個作り、あおり戸を車体に固定しました。

表側から見たあおり戸。まだ細かいディテール付けが少し残っていますが、まずまず思ったようにできました。
裏側から見ると、上げ底床の影響で下半分一部隠れてしまい変な感じですが、走りのためのトレードオフ。贅沢は言わないでおきましょう。両サイドあおり戸が付けば上から見ない限り、目立たなくなります。
2006年1月14日

残る片側のヒンジを作り、あおり戸を取り付け後、あおり戸を開けた際に車体下まわりを傷つけないためのストッパーと思われる物を取付けました。0.3mm の真鍮線を折り曲げて、あらかじめあけた穴に差し込んでハンダ付けしました。

前面、バンパーの基部(この部分自体、バンパーの一部のような気がします)を作りました。

焼きなました 0.15mm の真鍮板をハンダ付け後、0.4mm 真鍮線を植え込みました。薄い素材の上、実車のぼこぼこしたイメージを少し出すために焼きなましましたので、折り曲がりやすく取り扱いに注意を要します。

バンパー本体は、運転室を取り付け後、工作予定です。

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