D&RGW K-27

その 10

2008年10月12日

昨日、Santa Clara の The Train Shop に出かけ、PSC のパーツを各種仕入れてきました。ただ、在庫切れ、いつ入るのか、わからないパーツが多かったです。自作を覚悟しないといけない部分がかなり増えそうです。最悪、安売りされている On30 のMMI K-27 を手に入れて、パーツ取りなんて大技もありますが、できる限り避けたいです。それにしても、昨日の RedSox のゲーム、趣味も忘れて遅くまで観ていたのですが...残念でした。

Stack (煙突)ですが、ロスト一体の大きな物です。大きいだけあって、やはりすきが結構ありました。全体を磨いてから、ハンダを盛って、ピンバイスで加えてドリルレースならぬハンドレースできれいにしていきます。裾部分が残っていますが、だいぶきれいになりました。

PFM の K-27 は、Stack から通したネジをシリンダー部分に通して、煙室部分ボイラーを下回りに固定する構造なんですが、同様の処理をしようとなると、Stack に貫通穴をあける必要があります。硬いロストパーツですので骨が折れそうです。ただ、貫通穴をあけたとしても、#461 には、Spark Arrestor (火の粉止め)が付きますので、どうしたものかと悩んでいます。下からネジを通すには、先台車イコライザーが邪魔ですので、Spark Arrestor を着脱式にする必要があってとても悩ましいです。

ボイラーのステップ支持部に 0.15mm 真鍮板に 1.0mm 六角ボルト/ナットを差し込み、ボイラー裏側にハンダ付けしました。

0.4mm 真鍮板からランボードを切り出し、0.3mm 真鍮丸線のリベットを植えました。これに約 0.25mm 厚の真鍮板を裏打ち、帯板で縁取りするつもりです。約 0.8mm厚の真鍮板を使う事も考えましたが、リベットの穴をあけるのが面倒なので真鍮板を重ねることにしました。

2008年10月23日

ランボードひとつを二枚重ねにし、1.0 x 0.2mm 洋白帯板で縁取りしました。厚さはちょうどいい具合になりました。

一部ハンダが流れ、リベットのシャープさが亡くなってしまいましたが、写真で見るほど見た目は悪くありませんのでこのまま使う事にします。残りのランボードも同様の処理が必要ですが、明日以降。

2008年10月18日

ALCS の行方がわからなくなってきました。明日も勝って、2年連続のワールドシリーズチャンプを目指してほしいです。と言うことで、RedSox の試合のおかげでここのところ工作停滞気味。

シリンダーに dorain cock (排水弁)を取り付けました。0.6/0.4mm 精密パイプをベースにし、0.5 x 0.2mm 真鍮帯板を 0.2 x 0.15mm 洋白帯板で作った割ピンをパイプに差し込み、極少量のハンダで固定しました。

アクチェーター (作用棒)は、主台枠取り付け後に加工するつもりです。

週末は機械工作にもってこいってことで、バルブ前蓋を旋盤でひきました。プロトタイプの前蓋には段差がないようですので、そのように作りました。

シリンダーカバーはまだ固定していません。

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