D&RGW K-27

その 9

2008年10月6日

Washout Plug (ボイラー洗口栓)を試作しました。

外径約3mm の少々肉厚真鍮パイプと、0.8mm 真鍮角線、0.15mm 真鍮板の組み合わせです。0.15mm 真鍮板に 1.0mm の穴をあけて、0.8mm 真鍮角線を差し込みハンダ付け。真鍮パイプをかぶせて作りました。写真では表面はすっきりしているようですので、そのようにしました。

同じ物が 6個必要になりますが、高さをそろえる事を考えると旋盤を使った方がいいかもしれません。

ボイラー後部にあてがってみました。大きさもちょうどいいようです。

2008年10月7日

ボイラーステップ支持部を作りました。0.15mm 真鍮板に、さかつうの 0.9mm径六角ボルト/ナットを差し込み、ボイラー裏側にステップを差し込む隙間を残してハンダ付けしました。

なお、他の工作の邪魔になるので、ステップはまだ固定していません。

2008年10月8日

ボイラー後部、火室部分の加工工作をしました。

まず、目立つボイラーケーシングの継ぎ目をアクリルカッターで筋彫り。キャブ妻板の前と Backhead (バックプレート)直前のボイラーバンドを 1.2 x 0.2mm 真鍮帯板ハンダ付け。

ランボードの支持部を糸のことで切り出し、ヤスリで整形。さかつうの 1.0mm径六角ボルト/ナットを 0.15mm 真鍮板に差し込み火室下部にハンダ付けしました。この部分、大部分の写真では、丸穴がふたつ開いていてボルト/ナットが突出してるんですが、グリーンジャケットに塗られた直後の写真では長方形に欠きとられているように見えますので、そのようにしました。

キャブ妻板後ろ側キャブ内のボイラーバンドは、隙間を出さないためにキャブ妻板を取り付けてから付ける予定です。

2008年10月9日

写真ではほとんどわかりませんが、#461 には不必要な穴が4個、煙室にあいていましたので、真鍮丸線を差し込んで埋めました。

ボイラー後部、火室部に、Backhead をハンダ付けしました。

先日、作った試作の洗口栓をそのまま使う事にしました。ひとつしかありませんが、火室部に取り付けました。

お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、ページタイトルを D&RG K-27 から、D&RGW K-27 に変更しました。当初、フライングリオグランデを考えていましたが、グリーンジャケットにしたく、D&RGW 時代の設定にする事にしました。

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