D&RGW K-27

その 106

2016年12月23日

DCCデコーダーの搭載場所を検討した結果、エンジン内になんとか収まることがわかりましたので、テンダーにはエンジンからスピーカー配線だけを通すことにしました。

スピーカーを 2x4mmビスでネジ止め。極性は関係ありませんので、目立たないように黒い線を使用しハンダ付けしました。配線はテンダーにあらかじめ開けた穴を通して床下に回しました。

スピーカーにエンクロージャーをかぶせました。

エンジン側との配線の接続は2回路用に切断した電子工作用のコネクターを使用します。

本来、入力側にオス端子を使用すべきですが、固定しづらいうえピンが目立ちますので、メス端子をテンダー側に配置することにしました。

コネクター端子のテンダー梁への固定は、自動車のエクステリアパーツを固定するのに使用する3Mの両面テープを使用しました。非常に強力なテープですが、厚みが0.8mmほどありテープの色のグレーが目に付きますので、テープの断面を黒く塗ってから貼りました。

コネクター端子を前から見たところです。コネクターが大きめですのでちょっと心配しましたが、ほとんど目立たずほっとしました。ドローバーに干渉もしません。

車軸を含めてぴかぴかの車輪が大嫌いですので、テンダー車輪はまるまる塗装しました。レール踏面をきれいに磨きました。

失敗がひとつ。

代車の脱落防止用鎖止めを不注意で折ってしまいました。かしめて作ってある部分ですので、作り直すとなるとテンダー床下やり直しに近い作業になります。

梁部分に0.3mmの穴をあけ、0.3mmの洋白丸線をU字型に曲げた上で差し込み、塗料で固定することにて事なきを得ました。

写真矢印上が折れた部分。下矢印が修正後です。違和感なく修正できました。

[スクラッチビルドのお話]に戻る [前]に戻る [続き]を見る


Copyright (C) 2016, 師匠 All Rights Reserved.