D&RGW K-27

その 108

2016年12月25日

従台車を仮組みしてびっくり。従輪の遊びがめちゃくちゃあります。

驚いて過去の工作ページを読んでみれば、スペーサーを作る必要があるようなことを書いていました。やはり、工作を数年中断すると駄目ですね。

と言うことで、久しぶりの旋盤工作。従輪軸径が 2.4mm ですので、0.4インチ(約10mm) の真鍮丸棒にあらかじめ 2.5mm の穴をあけ、直径4.8mmまで削りました。

使用してなかったため細い突っ切りバイト、研がないと使えそうにありませんでした。

これだけのために時間をかけて研ぐのも面倒ですし、突っ切りを使うと無駄な部分が増えますので、旋盤を逆回転させた上で糸鋸で幅1.5mmで突っ切りました。写真はやらせ。

塗装前完成。

LOCO BLACK で塗装しました。しばらく乾燥させます。

当然ですが、車軸の通る部分は塗装していません。

工作中に紛失したパーツを作り直しました。

上から、シリンダー作用管(焼き鈍した0.25mm 燐青銅丸線に六角ユニオン)、Firebox 下部に備えられている灰のかき出し棒(0.3mm真鍮丸線)、汽笛用ロープ(0.2mm 燐青銅丸線)です。

灰のかき出し棒は、まっすぐな物と曲がった物が混在しています。ほとんどの車輌写真を見る限り、Firebox 下部に引っかけるホルダーはあるもののかき出し棒は付いていないことが多いです。おそらく駅に常備してあって運用中使うことはほとんどなかったと思われます。#461 には曲がっている物が付いている写真がありましたので、曲がった物を作りました。

2016年12月26日

動輪の塗装前にカウンターウェイトをサンドブラスト処理するためマスキングをしました。

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