D&RGW K-27

その2

2008年9月10日

実に久しぶりに模型工作を行いました。あまりにも久しぶりなので、リハビリを兼ねてちょっとだけハンダ付け。気のせいか、指先の耐熱性が若干落ちたような気がしました。

いろいろなバリエーションがある K-27 の中から、シリンダーバルブが内側の改造タイプを作る事にしました。車番で言うと、#454, #456, #458, #461 になりますが、まだ特定していません。バルブ内側は資料が少ないのが難点ですが、外側タイプより重厚な感じがします。

ハンダ付けは、3カ所。可能な限りハンダの量をおさえてみました。シリンダー部だけでもかなりの部品点数になりますが、残念ながらパーツがすべてあるわけではありません。主台枠への固定などを考えながら、パーツ自作が必要ですが、なんとかめどはたっています。他にもいろいろ作りたい物があるので、のんびり行きます。

モデルワム店主の徳永さん、いわく、ゴミが宝物になる。その一歩を踏み出しました。

2008年9月11日

今日は眼底検査のため、瞳孔を開きっぱなしにする薬を点眼されさんざんでした。しかし、ちょっとの光でもまぶしいものですね。帰ってきても目がしょぼしょぼなので、ハンダ付け1カ所のみで終わりました。

シリンダー前後板の外側に、2mm 角棒を削った 2 x 1.5mm の角棒をハンダ付けしました。下側に若干飛び出した部分で主台枠取り付け時、前後への触れを防ぎます。

ドレイン含め、パーツがかなり不足していますので、ここからは多少自作部品が入ります。

2008年9月12日

もう片側のシリンダー前後板を2枚重ねてカシメ止めし、シリンダー前蓋の小工作。シリンダー前蓋は、正確に工作するとなると、さらに小さなボルトを各2本埋め込む必要があるんですが、真鍮の塊に極小穴をあけるのがおっくうです。どうしようか、思案中。

ここまでで機関車の番号を特定できる方、多分いらっしゃるでしょうね。正直な話、唯一ドッグハウス、増炭板のある #453 を作ろうか、バルブ内側機を作ろうか、かなり悩みました。最終的に少数派のバルブ内側になりましたが、#453 も同時に作りたいくらいです。残念ながら根性がありません。

2008年9月13日

Santa Clara にあるベイエリアで一番品揃えが多いと思われる鉄道模型専門店 The Train Shop に行き、K-27 の写真集 THE MUDHENS と、PSC の O/ON3 蒸気機関車パーツカタログを買ってきました。この2冊見ているだけでわくわくしてきます。

パーツカタログは不足パーツの注文ばかりでなく、手持ちの不明パーツが何かを推測するいい手がかりになります。

今日はほとんど資料漁りと設計に時間を費やし、工作はバルブ周りの加工のみ。穴をあけて角を出しただけです。

クロスヘッドガイドは、#461 で使えるタイプだと思うのですが、今ひとつはっきりしません。もう少し調べる必要あり。

2008年9月14日

約 0.8mm 厚の真鍮板から、シリンダー下面板を切り出しハンダ付けしました。主台枠固定用に、2カ所 1.4mm ネジを切ってあります。

組立説明書、パーツリストがまったくありませんので、自分だったらこう設計するだろうってな感じで作っていますので、どうしても時間がかかります。

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