D&RGW K-27

その 3

ボイラー側、シリンダー上面板も同様に作りハンダ付け後、前台枠を固定する部分の板をハンダ付けしました。

シリンダー上面板には、前台枠固定用に1mmネジを切ってあります。

カウキャッチャーパーツは未加工ですので、丁寧に加工しました。曲がりやすいので糸鋸で注意しながら切断。ヤスリできれいに整形の上、全体に角を出してメリハリをつけます。カウキャッチャー本体に当て、さらに整形しました。

写真右側は未加工品、左は加工したものです。

カウキャッチャー本体と、前台枠はロストの塊です。大きさゆえ、隙がたくさんありましたので、半田を盛って整形しました。前台枠には、穴をあけてから、カウキャッチャー固定のさいに位置を決めるための真鍮丸線を差し込み固定しました。この大型パーツ2個の接合にはバーナーでハンダ付けしたほうが良さそうですね。

2008年9月15日

カウキャッチャーに連結器座を取り付けるための穴をあけました。まだ連結器座の固定はしていません。

先日、MR誌の図面、写真を参考に #461 のシリンダー前蓋を加工しましたが、段差のない前蓋が正しいようです。

D&RGW 時代になってしまいますが、ボイラーを緑に染めてみたいと言う気持ちもあって、前蓋は写真のようになりました。中央蓋留めのボルトナットは、H.S.モデルの 0.7/0.35 六角ユニオンに 0.35mm 真鍮丸線を通してヤスリで加工したものです。下部のボルト穴跡は、0.3mm のキリで慎重にあけました。

2008年9月16日

シリンダーカバーの厚みが気になり、自作するかどうかずっと考えていましたが、やはり実車の薄い感じを出してみたく 0.2mm の洋白板で作る事にしました。スケール的には 0.1mm 厚でも良さそうなのですが強度に不安を感じるのと加工がしにくいこともあり、0.2mm 厚を使う事にしました。

最大幅部分の幅に切断し、余っているシリンダー前後板に 0.2mm 真鍮板の切れ端を巻いてサイズを測りました。

どうやらバルブ前蓋も旋盤で自作となりそうです。できる限り PSC パーツのお世話にならないようにがんばってみたいと思います。

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