D&RGW K-27

その 28

2008年12月27日

キャブ妻板上部に、旋盤でひいた Conduit Junction Box (配電箱)を、裾に 0.1mm 真鍮板から切り出した側板からの補強板をハンダ付けし、0.4mm 真鍮丸線でリベットを植えました。

キャブを箱にしました。窓のひさしを付けてから箱にすべきか迷いましたが、壊れやすい物なので後回しにする事にしました。まだ、継ぎ目消し、キサゲ処理をしていないので少々汚いですが、ボイラーに載せてみました。

なお、キャブを箱にするに先立って、発電機をボイラーに固定しました。発電機は、プロトタイプにならって、初期型 Pyle Generator で、一般的に K-27 で目にする物より大きな物です。

2008年12月28日

箱にしたキャブのハンダ付け箇所をきれいにし、0.5 x 0.2mm 真鍮帯板を前妻板上部にハンダ付けしました。さらに、ハンドレールの引き込み部分に 1.6/0.8mm の真鍮パイプを付けました。

屋根のキャブへの固定は、PFM KODAMA 製品の一部にも採用されているオーソドックスな方法で固定する事にしました。

屋根固定用に、3mm 真鍮角棒を後妻板裏側に、1mm 真鍮角線を側板の張り出した部分にハンダ付けしました。

屋根側には、0.3mm 燐青銅板から切り出し折り曲げた屋根留め板を天窓裏側にハンダ付けしました。この留め板は、天窓開放時の支えにもなります。

屋根は、円で囲んだ三カ所で支持、固定されます。天窓に固定された燐青銅板が真鍮角棒にあたって、屋根を前方に向かわせる力が加わり、屋根張り出し部分の 1mm 真鍮角線と屋根の梁で止めます。

[スクラッチビルドのお話]に戻る [前]に戻る [続き]を見る


Copyright (C) 2008, 師匠 All Rights Reserved.