その 29
キャブがほぼ片付いたところで、キャブ内部工作を進めます。 Reverse Lever (逆転機テコ)と、Throttle (加減弁テコハンドル)を取り付けました。 加減リンクを稼働させるつもりですが、Reverse Lever は強度を考慮して固定としました。Throttle は稼働しますが、まあ動かす事もないでしょう。 Sander、Double Pressure Feed Valve、H-6 を付けてから Throttle を付けた方が良かったかなと、終わってから少々後悔しています。狭いけど、16番に比べればまだまだ広いスペースが空いています。まあなんとかなるでしょう。 |
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2008年12月29日 Sander、Westinghouse H-6、Double Pressure Feed Valve を付けました。 Double Pressure Feed Valve はオーバースケールなようで配管の処理に少々困りましたが、曲げてなんとかおさめました。 |
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トレーは、0.35mm 真鍮板から切り出し、0.8 x 0.2mm 真鍮帯板を巻いた後、帯板の高さを削りました。 火室洗口栓は、1.6mm 径の真鍮パイプに 0.8mm 真鍮角線を差し込んで作りました。 |
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2008年12月30日 キャブ内工作に先立って、Engineer 側の前部ランボードの固定が少し甘かったので、一度外して付け直しましたが、結構な時間がかかりましたので、今日は実質、軽工作のみ。 Lubricator (給油器)、Fountain Turret (蒸気分配箱)、Sargents Grass (水面計)を取り付けました。水面計への注水口につながる配管の止め弁には、1/80 サイズですが金岡工房のものを使いました。 |
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別の角度から。 基本的にロストパーツに一体で付いてくる配管は好きではありませんので、切断して、ユニオンを介して真鍮線に置き換えています。 当初、キャブはハンダ付けと考えていましたが、こう細部を入れて行くと、やはりきれいにコテを差し込むのは無理そうですので、ネジ止めを検討しはじめました。 |
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2008年12月31日 大晦日と言っても、アメリカは平日。休暇は取っていますが、午前中は医者に検査結果を聞きに行ってきました。歳をとるといろいろがたがきますが、とりあえず悪いところはないとの結果にほっとして帰ってきました。 さて、今年最後の工作です。 キャブ本体をネジ止めすべく、キャブにネジ止め用の板を約 0.8mm 厚の真鍮板から切り出し、ハンダ付け。1.4mm ネジを切りました。キャブ本体を分解可能にするつもりはなく、あくまでも固定の手段としてのネジ止めですが、板が補強にもなって、結果的に良かったと思っています。 |
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