D&RGW K-27

その 31

2009年1月2日

電線管継手は、0.8mm 真鍮角線と 0.7/0.5mm 真鍮パイプで作りました。キャブに入る電線管は焼きなました 0.5mm 真鍮丸線、煙室に向かう電線管は他の配管とのバランスを考慮して 0.4mm 真鍮丸線を使用しました。

グリーンボイラー時代の電線管は、ステーがなくボイラー上をはっているだけですので、一部をボイラーにハンダ付けして浮かないようにしました。

Air Pump Governor (調圧器)と、Air Pump (コンプレッサー)への配管を取り付けました。

Air Pump Governor は、PFM KODAMA 製品と最近の MMI の K-27 共に Westinghouse AD Pump Governor モダンタイプが使われていますが、実車で使われている旧式のDuplexタイプを使用しました。

低圧側の作用管の取り回しが写真ではわかりませんでしたが、ボイラーをまたいだあと、キャブ内 H-8 につながるように取り回しをしておきました。高圧側作用管は、Fireman 側エアータンクに落としました。

Engineer 側ランボードにステップを付けました。

#461 のランボードステップは、脚が一枚板ではなく、細い板二枚で構成されています。脚は、0.25mm 厚の真鍮板から切り出し、ステップはエコーモデルの菱形網目板を使用し、六角ボルトヘッドで各部カシメ留めしました。

夕方、PSC パーツを注文した Santa Clara の The Train Shop から、パーツが入荷したとの電話がありました。さて、何が入荷したか、明日、取りに行くのが楽しみです。もっとも K-27 以外のパーツがほとんどなのですが...カプラーポケットあるといいな〜

2009年1月3日

今日は、Santa Clara の The Train Shop、紀伊国屋書店と出かけてきましたので、軽めの工作になりました。

The Train Shop に各種パーツ届いていました。待ちに待っていた前後カプラーポケットが手に入りました。これで Pilot に欠けていたカプラーを取り付ける事ができます。

ばらけないように濡れたペーパータオルで巻きながら、カプラーポケットを Pilot に液体ハンダとバーナーで固定しました。カプラーは稼働式もありますが、あえて形の良いダミーを選びました。

これで Pilot は、Drain の作用テコを作るだけです。

左右のエアータンク間を結ぶ連結管を付けました。実車の写真を見るとかなり太い印象を受けましたので、PFM KODAMA 製品に比べるとふたまわりほど太くなりますが、約1mm 径の真鍮丸線を使用しました。

Engineer 側の繰り出し管につながる部分には、エコーモデルの 1mm 径用のL型管継手を連結管側に 0.8mm の穴をあけて差し込んで固定しておきました。

予定より太めの真鍮丸線を使用しましたので、ぎちぎちでなかなか入らず曲げる際にも苦労しました。もう少し計画的に工作しないと駄目ですね。実車ではこの配管少しだけボイラーから浮いているようですが、他の配管がより浮いてしまいみっともなくなりそうなので、ボイラーにほぼ密着させました。

Air Pump に Oiler (給油器)を付けました。給油管には、0.25mm 燐青銅線を使用しました。

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