D&RGW K-27

その 6

ある程度、真円になりましたので、ボイラー内側補強板をハンダ付けしました。

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補強板を付けたら、指で慎重に可能な限り真円に近く修正し、ボイラー丸め終了です。

煙室、火室部を仮に付けてみました。

2008年9月26日

煙室ドアの巨大な湯口を糸のこ、ヤスリで慎重に時間をかけてきれいにしました。

このパーツ、THE BACK SHOP ブランドのものですが、他にも使えるパーツがあるかもしれないと思いましたので、カタログを注文しておきました。

この週末は、San Jose で大きな鉄道模型ショーがあるので、ちょっと見てくるつもりです。

2008年9月27日

先日、手抜きをしてロストパーツを使ったシリンダー点検蓋ですが、厚みがある上、大きさがまったく違います。やはり気になって仕方ありませんので作りました。

0.1mm 洋白板を二枚重ねて作りました。写真右側は、制作途中のものです。コの字型の切り出しは、二枚重ねで同時に糸のこで抜き、ヤスリがけした後、熱を加えて分離とまあ薄板の基本工作に乗っ取ってやっています。取っ手は、0.4mm 丸線に巻き付けるようにし、リベットは 0.2mm 洋白丸線植え込みです。久しぶりに 0.2mm ドリルを使いましたが、やはり気を使いますね。

実車のぺらぺら感が出て、やはりロストより実感的になりました。

2008年9月28日

工作前に日頃使っている工具のメンテナンスを行いました。

ケガキ針、キサゲをオイルストーンで手入れしました。

昨日のシリンダー点検蓋のやり直しに続いて、今度はボイラー本体やり直しです。

K-27 の写真集 THE MUDHEN を始めとした写真資料を見ると、Fireman 側と Engineer 側では、ランボードの支えの位置が異なります。この違いは、MR誌の図面、PFM-KODAMA の模型でも表現されていません。少し考えましたが、明らかに位置が違うと判断し、ボイラーを作り直す事にしました。あいにく真横からの写真がないため、ボイラーバンド、その他の機器の位置を参考にランボード支えの位置を決めました。

作り直すにあたり MR誌の図面を参考にボイラー本体の長さを約1mm 詰め、代わりに火室部分になる部分を延ばしました。

なお、ブログに写真とともに書きましたが、工作の参考にと、模型店のつてで PFM-KODAMA の On3 K-27 そのものを入手しました。

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