D&RGW K-27

その 71

2009年7月3日

0.41mm 真鍮板から、コールバンカー後妻板を作りました。高さ、上辺カーブ共にプロトタイプに忠実に作りました。

増炭板がありませんので、リベットは、補強梁の分だけ入れる予定です。

コールバンカー内側、側板に 0.3mm 真鍮丸線でリベットを植えました。

2枚で110本ほど。先は長いです。

2009年7月5日

穴あけは、0.3mm のルーマードリルを使用しています。精度、切れ具合共に抜群の日本製です。最近、安価なドリル刃、PCB 用のキリ、研ぎ直したキリなどが市場に出ていますが、精度、切れ具合の悪い物は、時間を含めて高く付くと思っています。

少量の切削油をつけ、切り子のからみに気をつけながら、手であけて行きます。切り子がからんだら、面倒くさがらず切り子を取り除いてから続けます。貫通直前が一番折れやすいので力具合に気をつけます。キリの切れ具合がそれなりに落ちてきますので、そこそこのところで折れる前に使用をやめます。切れない物を使い続けると素材に思わぬ傷を付けかねません。

穴は裏面からあけますが、リベットが並んでいる方向のケガキ線を強めにすると、比較的まっすぐ穴をあけやすいです。

世の中にはもっともっとうまい方がいらっしゃいますので、あくまでも私のやり方と言うことで、参考までに書いてみました。

コールバンカー傾斜部にリベットを植えます。

0.3mm 真鍮丸線を使いましたが、両サイドは帯板ではなく、0.25mm 真鍮板にあらかじめ真鍮丸線を植え込んだ上で、ハンダ付けしました。余分な部分は後で切断します。

この方がきれいにリベットを揃えられますし、L字部分の突き合わせの処理をする必要がありませんのできれいにできます。

糸のこで切断、ヤスリで整形しました。

天板にリベット穴をあけ始めました。とりあえず写真のところまで。

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