D&RGW K-27

その 8

ハンドルは 0.15mm 真鍮板に形を整えた 0.1mm 真鍮丸線をハンダ付けし、糸のことヤスリで形を整えます。

ハンドルの形、引棒の位置など、機関車によって結構異なるようです。#461 の写真を参考に大きさ、形を決めました。

ハンドルを取り付けて完成です。

気に入らないところもありますが、作り直しても同じ程度だと思いますのでこれでよしとします。

ボイラー丸めに入る前に、ステップ、ランボードステーの穴を埋めました。少しでも丸めをきれいに行うため、前回の反省からです。

丸めの行程は穴を埋めた以外は前回と同じです。

穴を埋めたかいもあって、前回よりきれいにできました。ボイラー外径を 0.5mm 落としましたので、煙室との密着度も抜群となりました。

2008年10月5日

ボイラーバンド位置を定盤上でトースカンを使用してケガキます。

トースカンは固定しておいて、ボイラーをまわしてケガキます。なお、ケガキ作業の前にボイラー前面を定盤の上にひいた水ヤスリできれいに面出しをしておきます。

丸める前に 0.3mm の穴をあけておいた各種丸穴 (ドーム、ハンドレールノブ、洗口栓など)を、所定の大きさにドリルで広げました。

ケガキ線に沿って、1.2 x 0.2mm 真鍮帯板を浮かないように注意して、ボイラーバンドをハンダ付けしました。実際のボイラーは結構べこべこしていますが、模型としての機関車の魅力をそこなわないためにボイラーに傷を残すキサゲは極力避けたいところです。そのためにボイラーバンドは可能な限り少量のハンダで固定しました。

MR 誌の図面、PFM-KODAMA の模型ではもう少し太めの帯板がボイラーバンドに使われていますが、写真から受けた #461 のボイラーバンドのイメージは華奢な感じでしたので細めにしました。実物に沿わないかもしれませんが、自分の持つ印象を大切にする事にしています。

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