京阪1300型/1700系
その10

1700系雨どい取り付け 2004年4月4日

1751 のおでこの整形を行った後、0.6 x 0.4mm の帯板で雨どいを作りました。乗務員扉上部から前面妻板にかけて特徴あるカーブは少し強調気味に曲げて表現しました。縦どいが残っていますが、1700系らしくと言うか、京阪らしい顔つきになったと思います。

福原金属製の 0.6 x 0.4mm の帯板の在庫が少なくなったので、今回初めて K&S のものを使用してみましたが、ひどいとしか言い様のない品質に驚きました。断面は長方形ではなく、プレスのあとそのまま、ひし形に近い形になっていました。紙やすりでバリを落としたあと、屋根側に谷ができるように取り付けました。私の購入した帯板のロットだけが品質が悪かったんだと願いたいところです。

3両揃い踏み 1700系の雨どい(横どいのみ)を取り付けたところで、1312を含めた3両を並べて記念撮影。

1700系の縦どい、連結面の雨どいの工作が残ってはいるものの、この先に進む前に窓枠を工作しないといけません。もう先延ばしも出来なくなってしまいました。気の重いヤスリがけがしばらく続くことになります。

縦どいの取り付け 2004年4月5日

縦どいと、非運転席側妻板の雨どいを作りました。

非運転席妻板の雨どいは、0.6 x 0.4mm の真鍮帯板を妻板上部(屋根)のカーブに合わせて指で曲げて半田付け後、ヤスリで薄く削りました。

縦どいは固定部分を表現したく、1.0 x 0.3mm の真鍮帯板に、0.006インチ(約 1.5mm)の真鍮線を半田付けの上、ヤスリで薄く削りました。半信半疑で作ってみましたが、車体に取り付けてみると、なかなか効果的です。実車のように結構目立ちます。写真中、縦どいに各4本水平に線が入っているのがそれです。

1312 上段窓枠終了 2004年4月6日

1312 の上段窓枠のヤスリがけをようやく終了しました。実際にはたいして時間はかかってないのですが、単調な作業はとても長い時間作業をした気分になります。

窓枠がきれいに並ぶと、とても気分がうきうきしてきます。

下段窓パーツの切り出し 1300型、1700系双方の下段窓枠パーツを約0.3mm厚の真鍮板から切り出しました。こういうときばかりは切断機を買ってよかったなとつくづく思います。

ケガキをしたら、ひたすら糸のこで凹型の形を切り出しますが、真鍮板が薄いので、曲がらないようにとても気を使います。

1312 下段窓枠の工作 切り出した下段窓枠です。かなり大雑把に切っていますので、ヤスリ整形が大変ですが慣れ次第。

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