京阪1300型/1700系
その9

下段窓枠の工作 2004年3月29日

引き続き 1312 の工作です。ずっと先延ばしにいていた上段窓枠を作り、さらにごく一部ですが、下段窓枠を作りました。

時間がかかりますが、2段窓枠の効果は(少なくとも作った本人にとっては)抜群です。

客用ドア間の上段窓枠はまだヤスリ整形を終えていないのでしばらくはヤスリがけが続きます。1700系のおでこに使用するための真鍮ブロックが届きましたが、ここのところ仕事が忙しくしばらく手のかかる仕事はお休みになりそうです。

PT-42パンタグラフ 2004年4月1日

大雨の影響で地下室に水が浸入してきたので、工作したと言うほどのこともしてないのですが・・・

1701 のパンタグラフ、いろいろ考えた結果、フクシマ模型の PT-42 を改造することにしました。スプリングとシューをはずし、シンナーどぼんで色を落としました。細かい工作をする気力がなかったので、今日はここまで。

1312 のパンタグラフは、同じくフクシマ模型の PS-13 を改造する予定です。最初から自分で作ってもいいくらい特異なパンタです。

2004年4月2日 (4月3日 写真入れ替え)

パンタグラフ下枠の斜めの部分を削除の上、上枠のヒンジ部分を一度カットした上で、横に1本 0.5mm 真鍮線を通し固定ました。真正面から見ると横2本に棒が通る形になりました。実車どおりといいたいところですが、さすがの線の細いフクシマのパンタと言えど、実物より太い線とヒンジ部の大きさが逆に目立つ結果になり、苦労した割りに今ひとつの効果。下枠の斜め部分をカットしただけでも良かったかな、などと反省です。

もう少し細い真鍮線でパンタを作ればより実感的でいいのでしょうが、さすがにパンタグラフのスクラッチビルドを行う気力は今はありません。

シューの形状ですが、1312 との併結運用時代は後のストレートに曲がっているタイプと異なり、シュー先端が丸まっていた様ですので、PT-42 のものをそのまま使用することにしました。

1700系前面おでこの工作開始 2004年4月3日

1700系前面おでこの工作を開始しました。真鍮ブロックを切り出し(写真左)、グラインダーでおおざっぱに整形し、50/50 の半田を使用し固定します。

真鍮ブロックの切り出しは、ルーターとフライス盤を使用しています。電動工具・工作機械のおかげで時間が飛躍的に節約できますし、真鍮ブロックの接合部分の直角だしもフライス盤を使うと簡単に出来てしまいます。

グラインダーで整形直後 半田付け後、ふたたびグラインダーで車体の屋根カーブに合わせながら、おでこのカーブを削りだしました。ここまでは比較的短時間で作業できます。おおざっぱな削りだしですが、キット付属のプレスおでことは比べ様にならないくらい実車の雰囲気が出てきたと、作っている本人はご満悦。

次は、ヤスリ、紙やすりを使い、時間をかけて、自分の頭の中に思い浮かべている1700系のイメージに近づけます。

1701おでこの完成 1701 のおでこの整形が完了。イメージどおりの顔ができあがりました。雨どいをつけていないので、まだ今ひとつぱっとしませんが、1700系以降の京阪車両の顔の雰囲気を出せた気がします。

人形は顔が命ではありませんが、車両も顔が命。気を使いながらのヤスリがけは重労働です。今日のところは1両が限度。1751 は明日以降に。

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