京阪1300型/1700系
その14

1312 屋根上の工作開始 2004年4月26日

1312 の屋根上工作を始めました。

まずは車体に、ベンチレーター、避雷器用の穴をあけました。片ガーランドベンチレーターはフクシマの物が、形、大きさ共にこの車両に合っているようですが、ベンチレーター自体は角穴用に設計されていますので削る必要があります。小さな丸いベンチレーターは、旋盤でひくことを考えていましたが、手元在庫のモデル8照明灯ベンチレーターがなかなかいい感じなので使用することにしました。

パンタ台は、約0.4mm厚、ランボードは、約0.25mm厚の真鍮板からそれぞれ切り出しました。脚の数が多いので、この先の工作がおっくうになりますが、フルスクラッチの宿命とがんばるしかありません。

1300型ランボード工作 2004年4月27日

引き続き 1312 のランボード工作を行いました。

脚を作る前に、ランボード上面の補強板と思われる帯状の物を 0.3 x 0.15mm の洋白帯材で表現することにしました。脚の取り付け位置をランボードの表裏双方にケガキ、洋白帯材を半田付けし、はみ出した部分をカットした後、ヤスリで端をきれいに処理します。光の加減で写真では良くわからないかもしれませんが、塗装完成後、この加工はきっと生きてくると思います。

とは言うものの・・・仕事で疲れてしまい、半分作ったらもう十分、今日はここまで。残りは後日としました。

パンタ台の工作 2004年4月28日

1312 のパンタ台を実車に少しでも近づけようかと作りなおしました。もっとも実車がこの通りかどうか今ひとつ写真が不鮮明なためわからないのですが。

厚さ約 0.4mmの真鍮板に 0.7mm の真鍮線をカシメ併用で半田付けして、接合面をきれいにヤスリがけし整形しました。さらに、パンタビス用に 1.2mm のタップを切りました。でも、肝心の 1.2mm x 5.0mm のパンダビスを持っていません。困った・・・

屋根上工作 1312 の屋根上の配管を開始しました。と言っても、資料が乏しい上、写真も不鮮明。まあこんなもんだろうと、ほとんど憶測での工作です。高圧引込み線はどうやらランボードの下にすべて隠れてしまっているようで、まったくわかりません。省略しようか、どうか悩むところです。避雷器への配管も同様にわかりません。旧型車を作る限りついてまわる悩みはどうしようもありません。

パンタ台は仮に置いてみました。スペースの関係からランボードを取り付けてからの固定になります。

パンタ脇ランボード作成 2004年4月29日

屋根の配管を追加した後、パンタ脇のランボード片側を作成しました。

配管はかなり適当です。不鮮明ながら引込み線が写っていたのでそれらしく作ってみました。引込み線は、0.6mm 真鍮線と 1.0mm 真鍮角線です。なお、昨日作ったかぎ外しひもらしきものは、0.3mm の洋白線と 0.7/0.4φの真鍮パイプで作りました。

避雷器への配管は写真で判別できませんでしたので想像です。0.4mm 真鍮線を使っています。

ランボードは、あらかじめ 0.3 x 0.15mm の洋白帯板を貼った約 0.25mm の真鍮板に 0.5 x 0.2mm の真鍮帯板で脚を取り付け、折り曲げた後、車体に高さと水平に気をつけて半田付けしました。1700系のランボードはすべて車体に穴をあけて固定しましたが、1300型はすべて実車にならい、すそを折り曲げて車体に固定します。少し面倒ですが、出来上がるとこれまた旧型車両の雰囲気たっぷりです。

パンタ周りランボード完成 2004年4月30日

東急3600、国鉄クモハ12052 の塗装をしたので、今日はほとんど進まず、それでもパンタ周りランボード完成です。

どこまで実車に近く工作できたかどうかは別として、作っている本人としてはまずますの出来です。夢にまでは見てないけど、ずっと手にしたかった 1300/1700の併決運転がいよいよ間近!と行きたいところだけど、台車が・・・・

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