京阪1300型/1700系
その2

ウィンドウシル取り付け 2004年2月7日

ウィンドウシルを取り付けます。ドア部分も一直線に通して、軽く数箇所仮止めしてまっすぐに付いていることを確認したら、帯板が熱で伸びないようにすばやく取り付けます。

ドア部分は糸ノコなどでカットしたあと、ヤスリできれいに整えてあげます。車体内側から外側に向かって少し斜めに削るとドアを取り付けたときに、ウィンドウシルの厚みが目立たず自然に見えます。

前面の加工 キットは、昭和30年代更新された後の前面を表現していますので、1300型との併結時代の姿に修正します。左側の標識灯の穴を適当な棒材で埋め、代わりに左上に穴をあけます。

さらに非運転席側の窓は2段窓なのですが、キットの窓枠を使うとどうしても2段窓の旧車の雰囲気が出ませんので、窓枠を作り直すことにしました。とりあえず上側を作ってみました。さらに高さを変えてもう1枚下側に取り付ける予定です。

写真は右側が加工後、左側がキットオリジナル。

窓枠取り外し ウインドウシルを取り付け終わってから、実車の写真と見比べたところ、やはり窓枠が2段になっていないのが前面同様どうしても気になって仕方ありません。

少し考えた後、思い切って戸袋窓部分を除く窓枠を自作して、2段窓を再現することにし、ガスバーナーで窓枠を取り外しました。

ほぼすべての窓枠を作り直す、つまりはかなりの数の穴あけをしないといけませんので、作業がここで停滞するのは確実な予感がします。なんだか、キットを作っているのか、スクラッチをやっているのかわからなくなりそうです。もっとも1300はスクラッチ確定ですが。

2段窓の工作 2004年2月8日

試しに2段窓を工作しました。

できるだけ手間を省くために、キット付属の窓枠の下側を糸ノコで車体の窓穴に近いサイズまでカットした後、車体の窓穴に合わせてヤスリをかけ、自作した下側の窓枠を取り付けました。

写真左側の窓がそれです。実車に近い感じだと作った本人は思っているのですが、まあ見る人が見れば気が付いてくれる、ほとんど自己満足の工作ですね。右側の窓は戸袋部分ですので、キットの窓枠をそのまま使用しています。

同じことをあと 43窓もやるのかと思うと気が遠くなりそうです。

前面の加工 前面の2段窓も同様に実車に合わせて工作しました。側面のドアより、若干目立つもののやはり作った本人の自己満足の世界でしょうか。気をつけて見るとわかる程度の効果です。でも、その程度の効果が作っている本人にとっては何事にも変えられない満足感につながるのです。

貫通扉の手すりとドアノブは、0.3mm の洋白線です。ドアノブはハンマーで叩きヤスリで形を整えてあります。手すり、ドアノブともに、半田付け後、裏側をヤスリで平らに削り、塗装後窓ガラスを入れるときにじゃまにならないようにしておきました。

行き先表示板かけは、かなり昔のモデルワムかホビーメイトオカのものだと思いますが、下部を三角形に削って取り付けました。

靴ずり工作 2004年2月9日

窓加工ばっかりではやる気をなくしてしまいますので、客用ドアの靴ずりを作りました。

エコーモデルの洋白スケール網目板を折り曲げて、ヤスリで形を整え、半田でしっかりとめたあと、車内側をヤスリで平らにし、ドア取り付けに支障ないようにします。靴ずりパーツを買えば、なんてことはない工作ですが作るのは楽しいですし、すごく安上がりです。まあ、私の場合はパーツをそう簡単に購入できないと言う理由もありますが・・・お試しあれ!

洋白板を曲げる際には、あらかじめ裏側をアクリルカッターなどでスジを入れておくと比較的簡単に直角に曲げることができます。

靴ずりとは関係ありませんが、写真右側の窓は2段窓未加工です。窓、靴ずり工作とたくさんやることがありますので、しばらくホームページの更新はお休みになってしまうかもしれません。

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