京阪1300型/1700系
その33

MD-7 2004年9月11日

亀のように遅い工作が続きますが...

ブレーキ周りを除いて、ほぼMD-7の原型が完成しました。ブレーキ周りを工作するのに適当なサイズのスチレン材がありませんので、明日にでも購入に行く予定です。

2004年9月12日

ブレーキシリンダーとサスペンション部を作り、ブレーキを除く台車本体型完成しました。ブレーキシューを含むその他のブレーキ部は、台車本体より少し奥に配置する予定ですので、ブレーキロッド部分を作ったら下型を作り、さらにブレーキシュー他を取り付けて上型を作る予定です。

ブレーキシリンダーは当初、ロストパーツをを使って手間を減らそうと考えましたが、車体幅をはみ出すようでしたので、スチレン丸棒をドレメルにくわえて、ドリルレースで整形し、さらに細いスチレン帯材を巻いて瞬間接着剤で固定しました。極細のスチレン帯材は、プラ用接着剤ではすぐに切れてしまいますので、瞬間接着剤を使用します。少しオーバースケールのブレーキシリンダーになってしまいましたが、まあいいでしょう。

サスペンション部のスプリングの表現は最初悩みましたが、結局、1.0mm の真鍮布巻き線を使いました。スプリングに見えないこともないと言うことで。

型取り用の箱、ブレーキパーツ 下型を作成するためシリコンを流し込む箱をスチレン材で作りました。上型、下型合わせの出っ張りもスチレン材です。

ブレーキシュー他の部分を作成するためにスチレン帯板をスチレン材の上に適当なカーブを付けて貼り付けました。これを切り出して、ブレーキを作る予定です。

試作型取り 2004年9月13日

ブレーキ部分はまだ作成していませんが、試作品を作ってみることにしました。原型を軽く接着剤で型取り用の箱に入れて、シリコンを流し込みます。隅々までシリコンをまわすために全体に流し込む前に筆でなぞりました。

試作品 ビスマルク合金を使用しましたが、注型方法の悪さもあって、少し汚くなってしまいました。原型の表面処理の悪さもそのまま出てしまっているようですが、まあ、素人作品ですから、こんなものでしょう。きちんと塗装して車体につければ立派に見えることを願って、作業を続けることにします。

おそらく原型の表面をもう少しきれいに処理して、シリコンによる型取りを丁寧に行った上で、きちんと注型すれば、もうちょっとまともになると期待しています。

レジンキャストと低融点合金も後日試してみたいと思います。

ブレーキシューの工作 2004年9月14日

ブレーキシューを作りました。スチレン板から切り出し整形して使用する予定です。これにてほぼ MD-7 原型の作業は終了です。なお、複製は取り扱いが楽なレジンを用いて、ロッド類には金属線材を用いるつもりです。

続いて工作予定の KS-5 フレーム切り出し用にスチレン帯板を貼り合せました。KS-5 は、MD-7 と違い、フレームに複数の穴があいていますので、原型の製作方法もだいぶ変える予定です。

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