京阪1300型/1700系
その7

非運転席側妻板の取り付け 2004年3月14日

1312 の非運転席側、すなわち1700系との連結面の妻板を取り付けました。

戸袋窓を含む3連の窓枠(2段窓下側の未工作)は、妻板取り付けにあたっての補強材を兼ねています。おでこ部分に真鍮ブロックを使っていますので、半田はしっかり流しました。

ウィンドシル、ヘッダー、雨どい、アンチクライマーなどがついていませんが、1300型らしくなってきました。

貫通ドアの作成 2004年3月17日

ずっと気になって仕方のなかった1700系キット付属の貫通ドアですが、実車と窓のサイズ、位置ともに違うので作り直しました。1300同様、約 0.3mm 厚の真鍮板を2枚重ねで作りました。鳩マーク標識かけは、0.6 x 0.4 帯板を半田付け後ヤスリで薄く削りました。それにしてもこのキットは、他の車両のパーツを流用しているのか、苦労させられます。乗務員ドア、客用ドアも作り直しを検討中。

また、1312 運転席側妻板に 1.2 x 0.2 mm 帯板と 0.3mm 真鍮線で貫通幌枠ステーの座を作りました。

1700系乗務員ドア 2004年3月18日

1700系キット付属の乗務員ドア(写真一番右)の窓サイズが実車と若干異なる上、プレスが甘く、他の自作部分と釣り合いが取れないので自作しました。いつものとおり、約 0.3mm の真鍮板2枚重ねです。写真ではわかりづらいかもしれませんが、キットに比べ、かなりシャープな仕上がりです。

こんなことばっかりやってるからなかなか前に進みませんけど、この車両に関してはやはり納得できるものを作りたいです。

1312 乗務員ドア作成 2004年3月19日

1312 の乗務員ドアを 1700系同様 0.3mm 厚の真鍮板2枚重ねで作りました。旧型車特有のドア下部のすそは、1.0 mm の真鍮角棒をやすりで整形後、ドアに半田付けして表現してみました。ドア下部を曲げて作るよりもメリハリがあっていい感じです。

ドアは写真撮影のためにテープで車体に仮止めしただけで取り付けはウインドウシル、ヘッダーの取り付け後の予定です。でもその前に窓枠を作らないといけません。

1700系客用ドアの修正 2004年3月20日

1700系の客用ドアの幅は、1300型同様 1150mm なのですが、キットでは、1100mm で表現されています。1300型と並べたときに違和感がありますので、左右に 0.3mm ずつ広げました。写真上がキットのまま、下が広げたものです。ドアの左右窓との距離が微妙ながら異なり実感的になりました。本当は、各窓間の距離も違うのですが、それを修正するとなると車体をスクラッチで作り直す必要があり、キットを作る意味がなくなってしまいますので、目をつぶります。

ドア幅を広げましたので網目板から作成した靴ずりは残念ながら作り直し。無計画に工作を進めた罰ですね。

さらにウインドウシルですが、厚みがありすぎで違和感がありますので、すべて取り外しました。後ほど 0.2mm 厚の帯板を利用する予定です。

1700系運転席妻板の取り付け

網目板から作った靴ずりを乗務員ドアと共に取り付けた後、運転席妻板をしっかりと半田付けしました。残念ながらおでこがないのでまだ 1700系のイメージがわいてきません。

肝心のおでこですが、キット付属のプレスパーツは形があまりにも悪いので真鍮ブロックから作ることにしました。キットの屋根 R は実車よりきついので若干つぶしてありますが、ちょうどいい厚みの真鍮ブロックの手持ちがないので、onlinemetals に注文しました。届くまでしばらくこのまま。窓枠の工作をして待つ予定です。

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