京阪1300型/1700系
その8

乗客ドア 2004年3月21日

乗客用ドアを作りはじめました。写真上段が 1700系、下段が 1300型です。一番左は糸のこで抜いた直後(板厚が薄いので休み穴はひとつで角切りで抜いてます)、続いてヤスリ整形後、右2つは完成したドアの表と裏になります。

いつもどおりに 約 0.3mm 厚の真鍮板を使用し、段のついたところは2枚重ねにしてあります。ドアレールに 0.3 x 0.15mm の洋白帯板を半田付けしてあります。1700系 8 枚、1300型 4 枚で、結構手間がかかります。特に 1300型下部の穴あけは細身の針ヤスリしか使えませんので慎重さが要求され時間がかかります。

ドア幅よりほんの少しだけドアレールの幅を短く切り出してあります。(ドア幅 14.3mm に対し、ドアレール 14.1mm )ドアレールを目安にドアを車体に取り付けるときれいに位置が合います。もちろんドアレールが正確にドアに取り付けられていることが前提です。

ウインドウシル取り付け 2004年3月24日

1700系のウインドウシルを取り付けなおしました。今回はキット付属のものでなく、1.4 x 0.2mm の帯板です。キット付属のパーツに比べかなり薄くなり、実感的になりました。

非運転席妻板側は、若干隙間があきますので位置に注意しながら取り付けました。キサゲ作業は後日、1300型のウインドシル、ヘッダ取り付けと合わせて行う予定。

帯板はさすがに薄いせいもあって、プレスあとが少し汚いので取り付け前のヤスリがけ必須です。

ウインドウシル、ヘッダ取り付け 2004年3月25日

1312 にウインドウシル、ヘッダを取り付けました。旧型車の雰囲気が一気に出てきました。側面の窓枠も早く作らないとかっこ悪いです。

シルは、1.4 x 0.2mm、ヘッダは、0.8 x 0.2mm の真鍮帯板を使用しています。客用ドアのヘッダ部は、0.2mm厚の真鍮板を注意深く糸のこで切り出して半田付け後ヤスリで整形しています。ほんの少し幅が狭くなってしまったところがありますが、まあまあ良く出来たほうかと思います。

1312 前面 1312 運転席側妻板にもシル、ヘッダを同様に取り付けました。まもなく車体が箱になるかと思うと、わくわくしてきます。
運転席妻板、ドア取り付け 2004年3月27日

1312 の運転席側妻板とすべてのドアを取り付けて、ついに車体が箱になりました。ずっと作りたいと思ってた 1300型特急車が一歩完成に近づいた気がします。

運転席の窓枠に亀裂が入っていたので作り直しをしなければいけません。構造上すごく細い部分があるので、ヤスリがけの時に破断したかと思われます。客用窓の窓枠と一緒に作るつもりです。

窓枠と言う時間のかかる工作が残っていますが、雨どい、靴ずり、ステップ、屋上と言ったディテール工作のプランに気持ちが行ってしまいそうです。

1312 雨どい取り付け 2004年3月28日

1312 に雨どいを取り付けました。写真は非運転席側です。

いつものように定盤上でトースカンを使用し位置をけがいたあと、0.6 x 0.4mm の真鍮帯板を半田付けしました。2箇所の継ぎ目はきれいに整形し目立たなくしました。

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