京阪 1900系
特急車
その2

ドアをハンダ付けします。

適量のハンダを車体裏側ドア部にハンダメッキします。位置決めしたドア下部を軽くハンダで仮止めのあと、フラックスをハンダメッキ部分に塗って、ドア裏側に半田ごてをあてがって固定します。

この方法は慣れないとうまくメッキしたハンダが流れずドアが外れてしまうことがありますが、コツをつかめば少量のハンダできれいに固定することができ、キサゲはほとんどいりません。また、ドア上部のように半田ごてが届きにくい部分も確実に固定できます。

ドアが付きました。

半田ごての熱でドア周りが酸化していますが、これはあとで磨いてきれいにします。

乗務員ドアも同様に靴ずりと一緒に取り付けた後、0.3 mm の洋白丸線を 0.3 x 0.15mm の洋白帯板を割りピンにして、窓保護棒を作りました。

この車輛の窓はサッシ窓ですので、塗装後接着になります。従って、窓裏側が平坦である必要があり、アングルを付けた後ですと平坦に整形するのが面倒になるため、早い段階で保護棒を付けることにしました。

今日はとりあえず片側だけ取り付けました。

きれいに整形した窓裏側です。
同様に裏側をきれいに処理するために、車体側面ステップも取り付けました。

車体側面ステップは、男の模型しゅみ No.1 車体側面ステップ(丸型)を使用しました。京阪を意識して設計したパーツですので、雰囲気ぴったりです。

乗務員ドアですが、珍しくプレスではなくエッチングで窓が抜かれているため、シャープさがありません。窓の大きさも実車と微妙に異なりますので、ヤスリできれいに整形しました。

2006年5月1日

キット付属の乗務員ドアがやはり気に入らず(シャープじゃない、窓の大きさが違う)、0.25mm の真鍮板で作り直しました。

サッシも自作することになり面倒ですが、やはり違和感を感じ妥協できませんでした。

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